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介護

ケアマネ鈴木康修の介護最前線!

第9回 「ご高齢者の一人暮らし」 2009.06.01
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「ケアマネ鈴木康修の介護最前線!」とは

 

今回のテーマは「ご高齢者の一人暮らし」です。

ご高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯は増えています。
04年度の厚労省調査では全世帯の約8%が独居の高齢者となっています。
家庭や住宅の事情により、一人暮らしせざるを得ないケースも見られますが、同時に
危険性も併せ持つので紹介いたします。

74歳男性、脳梗塞の既往あり。団地2階に独居。
朝から担当ヘルパーさんからの電話。
「ここ数日、支援に入っても鍵がかかっていて中に入れない」とのこと。
よくお一人で買い物に行かれるので外出かと思いましたが、数日不在にしているため役所にも連絡。取り急ぎ駆けつけました。

自宅には鍵がかかっており、やはりいない。電気は付いているのでかなり怪しい。
合鍵はご家族が持っているため、至急連絡し午後に再度訪問。
合鍵でドアを開けるも今度は内鍵がかかっている!電気・テレビはつけっぱなし。
水道局からはご家族に水の出しっぱなしで連絡が入る、と確実に中にいる様子。

すぐさま警察に連絡。なんとか内鍵を外し、入室!!!
ご利用者は浴室で倒れていました。
浴室の扉が内開きのため、倒れているご利用者にあたり開くことができません。
会話は出来ないものの、呻き声があるため救急車を要請。

レスキュー隊も加わり総勢20名程度が入室、なんとかドアを外し救出しました。
足の先はシャワーが当り続けたため低温やけどのようにただれ、何日も倒れていたた
めに圧迫された部位がうっ血し、一部が壊死した危険な状態です。

直ぐに病院へ搬送し何とか一命は取り留めました。
郵便受けなどを確認すると、4日前の不在連絡票があり、4日間程度倒れていたようで
す。

ご本人は奥様とお子様がいらっしゃるのですが、訳あって10年以上別居されておりま
した。
今回の緊急事態で来ていただけたのでよかったのですが、これなかった場合を考える
とぞっとします。
また、ヘルパーの利用もあったため異常に気付きましたが、こうしたサービスも利用
していない場合発見することは難しいです。

立ち会っていただいた警察官に話を聞くと、近年ご高齢者の孤独死に立ち会うことが
多くなってきたといいます。
ここ最近でも3例の孤独死に関わったそうです。

必要のないものを無理に利用することはありませんが、安否確認のための電話サービ
スや民生委員による訪問など介護保険以外でのサービスも多くあります。
お一人暮らしで困っている、ご家族がお一人暮らしや高齢者世帯で心配、などありま
したらお近くの地域包括支援センターや役所、ケアマネジャーにご相談ください。

「ケアマネ鈴木康修の介護最前線!」とは


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