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暮らしの中の仏事

第3回 ご存知ですか?お墓の引越し方 2007.05.03
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 大野屋テレホンセンターには、「郷里のお墓を自宅近くの墓地へ移したいのですがどのようにしたらよいですか?」など「お墓の引越し」に関するご質問が多数寄せられます。「お墓の引越し」のことを正しくは、「改葬」と言います。これは、「すでに墓地や納骨堂に埋葬・埋蔵(収蔵)されている遺骨を別の墓地や納骨堂に移すこと」をさします。

 郷里が遠くで家族でのお墓参りは費用的にも時間的にもかなり負担だったり、また思い立ってもなかなかいけなかったりといったことなどが理由で最近では、頻繁に行われるようになりました。ただ、いざ「改葬したい」ということになると決められた手続きや手順が必要になってきます。

 そこで「改葬」のおおまかな手続きと手順を説明すると、まず新しい墓地を見つけてお墓を建てる手続きをします。その際新しい墓地の経営者より受入証明書(永代使用許可証)を発行してもらいます。次にもともとのお墓のある市町村役場へ改葬許可申請をして改葬許可証を発行してもらいます(もとのお墓の管理者の確認印が必要です)。それが終わったらお墓の管理者などに連絡して日取りを決めお寺様に「お魂抜き」の法要を営んでもらい遺骨を取り出します。あとは、新しいお墓の開眼と納骨の供養をして、もってきた遺骨を納骨することで「改葬」が完了します。以上が一般的な流れになります。

 ただし、「改葬」に関する手続きは、役所によって、改葬許可申請と同時に埋葬(埋蔵・収蔵)証明書の提出が必要など、霊園や市町村により微妙に異なる場合があったり、新しいお墓に納骨する前に遺骨を民間の納骨堂に一時的に預けた場合も「預骨」(納骨済み)とみなされ再度改葬申請を行う必要が生じることがあったりと注意する点がありますから、できれば信頼できる石材店へまず相談するのがよいでしょう。

 最後に、もとのお墓は一般的に更地にして返すのが決まりです。そのための撤去費用などは、お客様の負担になります。

協力/メモリアルアートの大野屋

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