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暮らしの中の仏事
- 公営? 民営? 墓地の選びかた 2015.05.11
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春の心地良い季節となりましたが、これからの時期増えるのが、「都立霊園にお墓を建てるには、どうすればいいの?」というご相談です。
後悔しないお墓づくりのために、まず最初に大切なことは「どこに墓所を求めるか」です。墓地の種類は大きく3つに分けられますので、特徴とご自分の希望を照らし合わせ、何を優先すべきかを考えていくとよいでしょう。●公営墓地 ~都立霊園、市営墓地など~
行政が運営しているという安心感が高いうえ、管理料が安く、宗教を問わないので人気があります。ただし各自治体によって定められた資格を有していないと申込みはできません。
都立霊園の場合は、高倍率の抽選となり、民間に比べ区画の面積が広い傾向にあるため、墓石工事代を含めると高額になる場合もあります。また大まかな面積の指定はできますが、場所の指定はできません。●民営墓地 ~公園墓地・霊園~
公益法人や宗教法人等が運営していますが、檀家になる必要はなく宗旨/宗派を問わない墓地です。広く明るい雰囲気のところが多く、区画を自由に選べ、資格制限もありません。法要や会食・休憩等の施設が充実していて、霊園内の管理も行き届いています。使用料や年間管理料は、公営と比較すると高めですが、予算に合わせた墓地の広さを検討できます。
●民営墓地 ~寺院墓地~
寺院が運営しているので、ほとんどが境内にあり、日頃から手厚く供養してもらえます。法要をお願いする時も、いつもお世話になっているお寺様なら、何かと安心ですし、本堂で執り行うこともできます。ただし、そのお寺の檀家になることが必要です。お布施としてお寺に寄付をして運営の一助を担い、お葬式や法要は、すべてそのお寺に依頼して執り行うのが一般的ですので、お付き合いの仕方について確認する必要があるでしょう。
協力◎大野屋テレホンセンター 所長 川瀬由紀
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