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藤木相元先生の運をつかむ!

第十五回 人間は死にたくないのが当たり前 2008.02.29
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【藤木相元先生の運をつかむ!!】一覧はこちら

 死の恐怖については、切迫した経験をした人でないとアドバイスはできません。誰もがいくらでも死について論じ、語ります。しかし、本当に自分が直面したら、どうでしょうか。

 昔の歌に「今日までは人のことだと思うたに、俺が死ぬとは、こいつはたまらん」という歌があります。まさか自分のことだと思わなかったと、慌てるのが人の常です。

 江戸時代の画僧で知られた”仙がい和尚”という人も八十八歳で死ぬ前になって「死にとうない、死にとうない」といっていたと書いたものがありますが、これが人間の心理です。

 一日でもいいから長生きしたい、もう一時間でもいいからという生への執着です。この執着があるから生きられるのです。いよいよ死に直面して肉体的な苦痛が勝ってくれば「早く殺してくれ」という言葉になります。癌の患者は痛みが激しく、どんどん激しくなっていきます。肉体的な痛みを止めると、今度は心の痛みが出てきます。痛い間は全身全力でその痛みに耐えているので、早く死にたいという気にもなります。しかし、その痛さがとれたときは、死にたくない、死にたくない、と心が痛むのです。

 戦場の兵士はどこも悪くなく溌溂たる青年の肉体です。気の狂う寸前の心理状態のなかで、思考をいかに冷静に保つか、恐怖感をいかに人に見せないでおくか、最後の最後まで格好良くという気持ちで持ちこたえたものでした。それが軍人でした。もし誰かが「嫌だ」と言いはじめると、みんなが倒れていきます。これが恐怖の連鎖であり連動です。

 人間は本質的に生への執着と死への恐怖は強いものなのです。

藤木相元(ふじき・そうげん)

大正12年兵庫県生まれ。昭和40年三輪宗引接寺にて嘉祥流観相学会を組織。以後多くの人々のカウンセリングや企業の経営相談にあたる。平成3年三論宗の復興に貢献し大僧正となる。主な著書「漫画・笑運指南虎の巻」「運を呼び込む成功顔になりなさい」など多数。

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