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TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座

【第24回】怒りは万病のもと 後編 2015.07.13
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 前回は「怒り」が自律神経のバランスを乱す引き金であり、万病のもとになることを説明しました。今回はストレス社会では避けられない、怒りとの向き合い方、コントロール方法をお話ししましょう。

 まず、人はどんなときに怒るのでしょうか。次の5つが挙げられます。

①自信がないとき
②体調が悪いとき
③環境が悪いとき(暑い、騒々しい等)
④余裕がないとき
⑤予想外のことが起きたとき

 これらがひとつでも自分の身に降りかかると、人は怒りを覚えます。いくら怒りの悪影響が分かっていても、憤りを抑えられない場面があるでしょう。怒った後は、正しい対処が大切です。すぐに平常心を取り戻すか、それとも嫌な気持ちを引きずって一日を過ごすか──それが健康か不健康かの分かれ道です。

 怒りをエスカレートさせないために、まずは「自分が怒っていること」を意識しましょう。「今、自分は怒っているのか?」「どんな状況で怒ったか?」「何に対し、何が原因で怒っているか?」。これらを自問してください。答えが見つかれば、少しは落ち着くはずです。

 次に考えるのが「怒るメリット」。たとえば相手のミスが減り、改善が期待できれば張り合いもあります。ただ、何も解決しないのなら、自分と相手にはストレスが募るだけ。相手や自分を傷つけてまで、怒る必要があるかを見極めましょう。

 それでも腹が立つときは、いったん怒りを「心の引き出し」に収めてください。自律神経のコンディションを立て直し、冷静な判断力を取り戻せば、原因や解決方法が見つかるかもしれません。

 よく、怒りは吐き出したほうがいいと言いますが、その瞬間、確実に自律神経のバランスは乱れます。「沈黙は金」という諺の通り、グッと堪えた方が健康には良いです。一時的には交感神経が乱れますが、副交感神経が働き、自律神経のバランスが戻るからです。とはいえ、誰から見ても正しいと思えることに対し、黙り込むのは賢明ではありません。きちんと怒り、相手を正しい道に誘うことは、大人として身に付けておきたい心得です。

 

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■小林弘幸(こばやし・ひろゆき)

順天堂大学医学部病院管理学・総合診療科教授。日本体育協会公認スポーツドクター。87年、順天堂大学卒。92年、順天堂大学院医学研究科(小児外科)博士課程を修了。自律神経バランスの重要性に着目し、便秘外来を開設。主な著書『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版刊)、『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(アスコム刊)など。


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