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好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

~連載5~ 初秋の北京は人と車の洪水、そして華麗美味の薬膳! 2011.10.06
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執拗な残暑に見舞われた9月も、台風一過の下旬には急激に気温が低下し、過酷な自然気象に順応しきれず、体調管理が追いつかない有様でしたね・・・。そして迎えた10月は、馥郁とした金木犀の香りに包まれてすがすがしい秋となりました。3日、はやくも富士山の初冠雪、この冬は寒さが厳しいかも・・・。
 
9月下旬、中国最大の都市、北京を訪れました。今回で5回目の北京です。街中に明代の世界遺産の建築物があります。主な目的は、漢方薬や食材、薬膳関連の書籍の買い物、そして現地ならではの薬膳の体験です。


今回のガイド通訳の李さん、先日のスマップの北京ツアーのガイドも勤めたベテラン、漢方にも詳しくて大いに助けられました。ちなみに李さんの健康法は、朝、コップ一杯の水を飲み腎の洗浄、その後、ゆで卵、豆乳にハチミツ、これが大方の北京っ子の朝食とか・・・お米が取れないので肉食と小麦粉製品の粉食だそう。湿度が低く乾燥する大陸気候のため体を潤すお茶を良く飲むそうで、夏はジャスミン茶、冬はウーロン茶が体に良いとか。中国のガイドさんは大学で日本語を専門に学んだ秀才、エリートです。
 
■漢方薬と言えば「同仁堂本店」!

 

 

1669年に紹興市の医師によって創業された中国全土に数百点の店舗がある漢方薬の殿堂、土日ともなると地方からも沢山の患者さんでごった返します。李さんのおかげで、購入希望商品のリストでお値段を先ず聞いた上で(漢方薬が急激に高騰しており、現地だからといって油断ができないからです)必要量を短時間に要領よく購入できました。

 

なかには、薬箪笥の底をついたものもあり、店員さんがなぜか嫌な顔をしていました。2階の書籍売り場には、格安、日本の1/10程度のお値段で漢方、薬膳、養生関連のなどの本を見つけることができます。無論、中国語ですが、辞書などを参考に、役立てます。
 
1年前の北京と違い、車の数が増えて片側4から6車線の道路はまさに車の洪水の如く、ですので曜日ごとに、車体ナンバーの末尾の数字で通行制限をしているそう、違反は200元(日本円2800円程度)とか・・・ちなみに、私たち観光の車チャーターは一日400元でしたが、タクシーは拾えないし、渋滞などもあるので時間的ロスを考えれば高くはないのです。


■北京中心部から車で40分ほどの国立薬用植物研究所で、薬膳のランチをい     

  ただきました。

 

                       中国色たっぷりの玄関  

 

お料理は生薬の、霊芝、冬虫夏草、フカヒレなどの高級食材、その他研究所で栽培の田七人参の葉(これは絶品!)やタンポポのサラダ、麦門冬のスープ、蕎麦粉の蒸し餃子、豆腐干の北京ダック風、アロエのスイーツ等、さすがのお味とプレゼンでした。

 

 

次回は団体で予約の上、敷地内の栽培の様子を拝見したいと思いました。かなりの規模で薬草を栽培しているようです。満足満腹!

市内を車で走っていると歴史を感じさせる大きな街路樹が目に留まります。えんじゅ、ニセアカシアとも呼ばれる大木で、花や成熟果実が生薬として中医学的表現では、涼血止血、清肝降火、瀉火、明目などの効能があり、現地ではニキビ、吹き出物などによく使われていると言うこと、さすが、漢方の原点の都市ですね・・・
 


観光スポットは、孔子廟と、マルコポーロが東洋一美しいと絶賛、また、日中戦争の発端となった「盧溝橋」へ。800年の歴史があり、北西から東南へ流れる永定川をまたぎ、長さ266,5メートル、橋の両側の欄干には502個の獅子が飾られ、その表情はどれひとつ同じものはないとされています。その表情は本当に可愛く、愛嬌のあるものでした。ここは名月の鑑賞ポイントとして名を馳せ、また、世界中の観光客に親しまれています。  

                        孔子廟

                       

                        盧溝橋  

 

薬膳の旅の満足度を最高にしてくれたのが「レイカサイ:リージャーツアイ」。清朝時代の内務大臣を祖父に持つオーナーのレイ氏が、宮廷の日常食を伝統の技術で再現したもので、その調理技術は門外不出とされています。

 

サーブされた十数種類のメニューから、皆様にもご覧いただきたいのは、「葱焼海参:なまこの煮込み焼き葱そえ」でした。

 

                「葱焼海参:なまこの煮込み焼き葱そえ」

 

柔らかく、しかし崩れない形の美しさ、本来の味を損なうことない調味の妙・・・など、言葉がないほどの感動を与えてくれました。店内は豪華絢爛ですが、どこか寂れた感があり、これが最後のチャンスかも・・・などと話しながら胡同を後にしました。
 
よきガイドさんに恵まれた3泊4日の研修の旅、秋の風が爽やかに吹き渡る乾燥した砂漠の上にあるような広大な北京空港を後にしたのです。
★北京の旅をご希望の方はお知らせください。ツアーを組みましょう!

  

加藤先生
監修/加藤ゐくこ先生
国際中医薬膳指導師
★ Family62★、ベジフル中医薬膳塾主宰。
身近で自然な食材を使った、日本人にあう家庭薬膳料理を提案。
加藤先生のホームページ
 http://www.geocities.jp/sansho08/index.html
 
 
 
 
 
 
加藤先生本
加藤ゐくこの「ベジタ薬膳」
まどか出版 定価1,260円
e-mail:sansho@seaple.ne.jp
tel・fax 047-472-1014まで


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