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好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

~連載15~ 2012.09.13
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■小さい秋みつけた!

 

暑い暑いと言っても夕方のカナカナセミの声やいわし雲やシオカラトンボを見つけると小さい秋の訪れを感じさせられます。暦の上ではすでに秋の始まり(立秋)、そして暑さも一段落の(処暑)も過ぎてなお、この厳しい暑さに嫌気がさしていませんか?!
それでも、道端で見つけたススキの穂やヨモギの花穂、葛の花などに出会えば、ああ、季節か確実に秋に向かっているんだ・・・と実感できます。


                       ススキの穂

 

                      ヨモギの花穂

 

                        葛の花


■秋の七草

 

秋の七草はおおむね漢方薬ですが、なかでも葛の花は野草の中でも香りと美しい彩で朝のウオーキングの楽しみの一つです。生薬名を「葛花:カッカ」と言い花を摘み取り乾燥させてお茶として飲みます。二日酔いや、醒胃薬(米・麺類・果物の食べ過ぎによる消化不良に対し、消化を促進し食欲を増す。消化を助ける)として葛花を煎じて飲みます。薬効はもとより、野原を歩いていると何とも言えない香水のような香りで葛花の存在に気付く秋の始まりは、また、よいものです。葛根は、風邪薬の葛根湯の主薬、また、発熱時の葛湯の材料となり、和菓子の葛きり、葛玉にも利用されています。まだ太陽が昇り切らない朝のしじまの中のひんやりとした草むらでは、猫ちゃんがゆっくり寛でいます。最近の野良猫は病気を持っていることがあるので、あまり接触はしないように注意します。


 

 


■新米


9月の楽しみと言えば、早場米の新米が届けられる頃でもあり、我が家でも、九州佐賀の七夕米“こしひかり“をいただき、一足早い秋の味覚を楽しませていただきました。ウオーキングで見つけた街角の稲穂もだいぶ実が入りましたね・・・。
「実るほど、頭(こうべ)をたれる 稲穂かな」と言う教訓めいた俳句を思い浮かべたりもします。リーダーは、実力をつける努力と、ある意味の自信ををもつことも大切ですが、時には、過剰な自信やプライドは邪魔になると思っています。常に、謙虚でいれば、良い運も入ってくるのかと思っていますが・・・いかがでしょうか?


 

■夏休みの一コマ 上野池之端「鴎外荘:水月ホテル」


 

 

 

この夏は、7月上旬に中国旅行を済ませたので夏休みの旅行はおあずけ!その代り、上野池之端の「鴎外荘:水月ホテル」に一泊、ちょっと息抜きを!森鴎外居住の跡のお屋敷は宴会ができるお座敷に、大正から昭和初期のレトロな感じの建物がそのまま残されていました。日本式庭園を散策し、檜造りの都内唯一の天然温泉で良い汗を流しました。あたりは、古き大正から昭和の時代を駆け巡るような小物のお店やさんが裏道に思いがけず見つかったり、お店の方と小物を巡って長話になったりと、ゆったりとした時間が流れました。

 

 

早朝には、広大な不忍池の蓮が見事に咲き、夕方には、夕涼みの人々で賑わう池の端界隈・・・時間が許せば、根津、谷中あたりまで足を延ばしたかったのですが、なにせ、この酷暑ですので、都内に出て映画鑑賞としました。映画「あの日、あの時、愛の記憶」:これはアウシュビッツ収容所で恋に落ちた男女が脱走に成功したものの、生き別れとなり、39年後に再会する実話を素にしたラブストーリーです。戦争と言う過酷で残酷な時代を生きた人々の避けられなかった現実の生き様に触れ、改めて「平和を願う」熱い思いに胸が一杯となりました。日本の社会は、昨年の3.11以来、政治や経済、生活全般に対する人々の認識が非常にシビアになっているので、ごまかしの政治や社会通念が更に厳しい目で見られるようになっています。本当の幸せとはなにか・・・私にできること、「食を通した本当の幸せ」をこれからも追求し、お伝えしていきます。
 
■秋のおすすめメニュー:冬瓜と塩麹のスープ

 

酷暑の夏に太陽の恩恵を存分に受けた野菜・・・と言えば冬瓜です。冬瓜自体は、非常にタンパクな食材ですので、アクセントをつけた調理法で食されていますが、今回は塩麹を調味料に使った「冬瓜と塩麹のスープ」をご紹介しましょう。

 

                     「冬瓜と塩麹のスープ」のレシピ

 

 
【材料】 6人分
A エノキダケ60g,椎茸4枚(あらかじめ浸水) 長ネギ1本(2cmのぶつ切り)
  冬瓜200g 発芽玄米1/3C(一晩浸水) 昆布だし汁 7C 調味料:塩、胡椒適量
B 塩麹、 長ネギ10cm(みじん切り、山椒油 適量
【作り方】
①冬瓜の皮と種を除き3cm角に切り熱湯にさっとくぐらせてザルにあげます。
②だし汁にAの材料を入れて柔らかくなるまで煮て調味して仕上げます。
③スープ皿によそい、Bを各自、好みの量を加えていただきます。

 

※花椒油(ホアジャオユー)の作り方:舌先に痺れる辛さがうまい!
【材 料】

花椒(山椒の実の果皮)50g,太白ごま油300cc
【作り方】

子鍋に材料を入れ中火から沸騰させて焦げないように材料が黒くなり、香ばしい香がするまで炒って熱いうちに漉して保存瓶に入れます。
中国では、麺料理(米線(ミーシェン)に適宜加えて香と辛味を楽しむ。

 

「野菜の塩麹薬膳」本もお陰様で比較的好評のようで、メールやお葉書をいただいたり・・・皆様に感謝しています。塩麹は、調味料として気軽に使えば、腸内細菌に作用して免疫力を高めるので、現代の生活の不安(放射線への恐怖)の解消にも大いに役立つはず。冬瓜は、夏にとりすぎた余分な水分を排泄し、酷暑でたまった体内の熱を冷まし、また、解毒し、イライラの解消にも一役買ってくれるお役立ち食材ですので、どうぞ、お試しくださいませ。
 
では、秋のお彼岸が来るまで、まだ暑さも続きそうですので、くれぐれもご自愛の上、そろそろと、秋の養生にも心がけてください!
 
2012年8月29日  加藤ゐくこ

 

加藤先生
監修/加藤ゐくこ先生
国際中医薬膳指導師
★ Family62★、ベジフル中医薬膳塾主宰。
身近で自然な食材を使った、日本人にあう家庭薬膳料理を提案。
加藤先生のホームページ
 http://www.geocities.jp/sansho08/index.html  
 
 
 
 
 
 
加藤先生本
加藤ゐくこの「ベジタ薬膳」
まどか出版 定価1,260円
e-mail:sansho@seaple.ne.jp
tel・fax 047-472-1014まで

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