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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

はいからホームページ「加藤ゐくこの薬膳料理」NO.20   2013年3月 2013.03.21
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はいからホームページ「加藤ゐくこの薬膳料理」NO.20   2013年3月

■春の邪気は“風邪:ふうじゃ“

3月も後半に入り、桜の開花が例年より15日も早い本格的な春となりました。

春爛漫・・・お花見も楽しみ!・・・でも、せっかくのお楽しみもマスクで完全防備では、おいしいお酒も如何なものでしょうか?

中医学では、春風がもたらす人体の正気(免疫力)を犯す悪い気を「風邪:ふうじゃ」と呼びます。

「花粉症」もその一つ。風が運ぶ花粉や黄砂によって鼻や目の異常が発現、しかも、今年は中国

からの大気汚染物質PM2.5も!  防塵マスクは「N95タイプ」が有効だとか・・・

点鼻薬や飲み薬などの対症療法はもちろん大事ですが、体の中を整えることが本当は先決なので、外邪(風邪)から体を守る防衛力を養うことをを心掛けてみましょう。

紫蘇、薄荷、菊花など、香りのよいお茶がおすすめです。お試しください。

もちろん2月にご紹介した「人参花蕾茶」もかなり良いという報告をいただいていますよ。

 

そして、体温を上げて免疫力を高めるように、冷たいビールや清涼飲料、夜の果物、甘味の多食

などを控えめにして、ゆっくりと入浴などして体の中から温めてぐっすりお休みください。

睡眠中に体の修復が行われるのですから、午後11時には熟睡できるように生活を変えましょう。

 

■3月の花:コブシ・つぼみは、鼻の症状を緩和する生薬 

                                        

私の住む習志野市はJR幕張本郷駅を挟んで千葉市と隣接しています。駅から自宅までの街路樹が「コブシ」で、今、清楚な真っ白い花が満開です。

漢方薬として、このつぼみを「辛夷:シンイ」と呼び、鼻の病的症状に使われます。花粉症にもかなり有効で、数種類の生薬と一緒に煎じ薬として古くから役立てられてきました。

お試しになりたい方は、専門の漢方薬店で一度ご相談になってみてください。私の体験では、家族に飲ませて、卓効があり、かなり重症の鼻炎が数日で楽になりました。

 

■春の野草:ヨモギ、ナズナ  

                                            

3.11から2年が過ぎました。それまでは、摘み草が春の楽しみでしたが、昨年もすっかりその気がなくていましたが、昨日、木陰の土手にきれいなヨモギを見つけ、歓喜してたくさん摘みました。

一晩浄水器の水に浸した後、塩茹でして、今日は、よもぎ餅をつくりました。

                                                    

久しぶりの野草の香りに、体の中から温まって邪気が抜けて行くような爽快感を味わいました。

ヨモギについて調べてみました・・レシピ付き:緑が鮮やかな春の和菓子:よもぎ餅

                          よもぎ餅(草餅)

《材  料》8個分

よもぎ90g(茹でてしぼったもの)

玄餅粉100g(上新粉でも可) 白玉粉100g   塩少々

小豆1/2C    塩少々     黒砂糖45g~(甜菜糖も可)

黄名粉

《作り方》

①小豆は三倍の水で差し水をしながら柔らかく煮て塩と砂糖を加え煮汁がほぼなくなりかけたら木べらで練り上げ冷めたら8個に丸めておきます。

②よもぎはフードプロセッサー滑らかになるまで擦っておきます。

③ボールに白玉粉を入れ水を少々加えて湿らせておきます。

④③に玄餅粉と塩をいれて混ぜ合わせてから熱湯で耳たぶよりすこし固めにこねた後、4~5個に分けて手の平位の厚さにのし蒸気の上がった蒸器で10分程蒸します。

⑤④に②を加えてすりこ木で緑色にむらなくつき8個に分けて手の平で丸く薄くのし①のあんをくるみ黄名粉をまぶして仕上げます。

よもぎは日本各地に分布する菊科の薬草植物です。

体を温め、冷えをとり気血を整えるため、血行を促進して肝臓、腎臓、脾臓を整えて体の中から冷えを追い出してくれるためお灸のモグサや入浴剤にも古くから用いられています。

症状に応じて他の生薬と組み合わせて用いることで婦人病や慢性の下痢、鼻血、冷えによる腹痛などにも用いられています。婦人科の要薬である。

葉が厚く、表面に濃い緑色が残り、背面が灰白色をして繊毛が多く、香気が強く、苦味が強いものが良く、新芽の時に採取すると薬効が高いとされています。

中国の昔話には「五月のヨモギは効かない」と言う言い伝えがあり、新芽の今がおいしくて薬効が高いので、如何ですか・・・できれば、ご一緒に草摘みしたいですね!

 

■春は海藻も旬の食材です!・・・デトックス:排毒が大事デス。

この時期うれしい贈り物が届きました。

湘南のわかめと三浦のメカブです。

                                     

湘南のわかめは新鮮な磯の香満杯で、毎日のお味噌汁がおいしくて楽しみで上機嫌デス。

大きなダンボールから褐色のメカブがお目見えしたときは、ちょっと引いてしまいました。

何故って、その色と磯くささ、ちょっとグロテスクな感じがしたもので・・・生は初めてで。

さて、新鮮なうちに・・・と早速大鍋にたっぷりのお湯を沸かして、グラグラに沸騰したところでさっとくぐらせて冷水にとったらご覧のように、鮮やかな緑色に変身! 

                                   

ヌルヌルですが、茎も思いのほか柔らかいので、サクサクと刻み、さっそく、メカブ蕎麦でいただきました。おいしかった!・・・一週間分の食物繊維がとれたような、体が喜んでいました。

次の日は、サラダに加えていただきました。 

                                   

レシピもつけておきます。生の人参は、習志野産で、特産物なのです。

春はデトックス:排毒の季節です。運動不足の冬の間の老廃物をどんどん体外に出して、暑い夏にもバテナイ体を作っておかなければなりませんから!

★海藻と人参のサラダ レシピ

人参と海藻の五味子酢サラダ

《材  料》6人分

緑豆もやし 一袋(200g)

めかぶ(湯通ししたもの)150g

人参1本300g(細く千切り)

A 五味子酢大匙3、にんにく醤油大匙2、羅漢果液大匙2、甜菜糖 大匙1

B ベビーリーフ 一袋 、水菜150g(5cmに切る)

C 塩小さじ1/4、オリーブオイル、大匙1

《作り方》

①   もやしを洗い、火にかけていない鍋に入れ、Aを加えて強火で1分で火を止めて1分蒸らします。

②   めかぶは食べよく切ります。

③   Aでつけタレを作り、①、②をあえてBとともに盛り合わせてすすめます。

メカブ(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚い折れ重なってひだ状になった部分で、生殖細胞が集まっており、成実葉や胞子葉に相当し、日本では食用にされる。

アルギン酸フコイダンなどの水溶性食物繊維に由来するぬめり成分やミネラルエイコサペンタエン酸などの不飽和脂肪酸を葉状部よりも多く含むため健康食品として摂取されることもある。

古代には海藻根(まなかし)と呼ばれ、貢物として海苔に次ぎ珍重されていた。中世以降になると中央文書からは姿を消すが、代わりに地方産物として「メカブ」の名で登場するようになる。

地域により「ミミ」「ネカブ」「カブ」「メヒビ」などさまざまな呼称がある。また乾燥品は古くは民間薬としても利用され、ガンの予防、肝臓に良い、血圧を下げ動脈硬化を予防する、毛髪が増えるなどの効能があると伝えられています。

 

『海藻を食べると髪の毛が黒くなる(増える)』という育毛効果、すなわち、本来、毛を生かすべき孟母細胞が活性化され、太い元気な毛髪が生えるようになる。さらに、めかぶに含まれる天然の多糖体は、『自然治癒力』すなわち『免疫機能を調整する力』があることや、老化防止効果のあることも報告されています。

また、アルギン酸は親和性が高く、また非常に高分子であるため瞬時に髪に吸着し、髪全体に薄い皮膜状になって広がり、傷んだキューティクルを補修する効果がありますので、油分や化学合成のコーティング剤と違い、使い続けていくうちに均一なスベスベした健康な髪になります。

 

調理の際は軽く湯通しをして、色が褐色から緑色に変わったところで冷水に取る。

その後は包丁などで細かく刻み、醤油めんつゆ、その他の薬味を混ぜ米飯にかけて食べられたり、吸い物などスープに入れたりする。同じく粘りのある納豆とろろオクラなどの食材と合わせると相乗効果が現れる。

■やがて散りゆく春の花:

沈丁花

ミモザ

さくら さくら いざ舞い上がれ

永遠にさんざめく光を浴びて

さらば友よ また この場所で会おう

さくら舞い散る道の上で・・・森山直太朗

桜の散る様の潔さ・・・を讃えることが日本人の誇りのようですが、まだまだ種々の花は咲き、春は短くもやがて散りゆきます。

短いこの爛漫の季節、身の回りの変化とともに、この時期、気温の変動も大きいので、体調を整えることと、季節の変化に乗れずに鬱うつとなりやすく、精神の調整も難しい時期ですので、気を巡らすことが大切。

体は冷えているきは、気も下向き、陽気がいっぱいなら気も上向きで上手に発散できます。

気温の高下の変化を上手に整えるよう、気の巡らし方も体温が丁度良い状態のときこそ、気分も愉快となりますので、口から体に入るものすべてに適切な配慮をお願いしたい、皆様の心身の健康をただ願う、そんな3月です。

 

2013年3月18日  春の突風の日  加藤ゐくこ

加藤先生

監修/加藤ゐくこ先生
国際中医薬膳指導師
★ Family62★、ベジフル中医薬膳塾主宰。
身近で自然な食材を使った、日本人にあう家庭薬膳料理を提案。
加藤先生のホームページ
 http://www.geocities.jp/sansho08/index.htm

 

 

加藤先生本

加藤ゐくこの「ベジタ薬膳」
まどか出版 定価1,260円
e-mail:sansho@seaple.ne.jp
tel・fax 047-472-1014まで 2012年9月 加藤ゐくこ Family62 コピー及び転載を禁止いたします


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