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好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤ゐくこ先生の薬膳コラム ~連載21~ 2013.04.30
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夏も近づく八十八夜

4月のお便りができないまま、早5月を迎え、5日は暦の上では立夏、衣更えの時期ともなります。新緑を亘る風が心地よく、連休をのびのびと過ごす良い季節を迎えました。

毎年、この時期に親戚から新茶が届きますと、初夏の訪れを実感します。日本人が好むのはやはり緑茶ですが、中国茶はいかがでしょうか?

豊富な種類の中国茶の中でも、日本人にとって、最もポピュラーで人気のある中国茶といえば、おそらく鉄観音とかジャスミン茶、もしくは、プーアル茶ではないでしょうか?でも、中国人にとって、最も人気があってポピュラーなお茶は“龍井茶:ロンジン茶”なんです。

『世界No.1のお茶大国』中国で最高のお茶ですから、『世界1の銘茶』といっても過言ではないと思います。 (日本人には、なかなか認識できないかもしれませんが・・・)

この龍井茶の産地は、中国の奥座敷と称され、かつて文人墨客の避暑地とされた浙江省杭州市の「西湖」のあたりの茶農家が点在する地域です。
 
                                             浙江省杭州市の茶畑

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龍井茶と名乗れるのは西湖の周りのごく一部の茶葉だけなんです。 その西湖龍井茶の素晴らしさは飲んだ後の爽快感です。

                                              茶農家のロンジン茶

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日本の緑茶は蒸製法のため、やや渋みが残りますが、中国緑茶は釜入り製法のため渋みがあまり無く、口にいつまでも清涼感が残ると言うわけです。とりわけ春一番の「明前茶」は、葉緑素、アミノ酸、各種ビタミンが豊富で味、香りとも最高です。

2008年から、何度も訪れた杭州市、とりわけ緑濃い茶畑に囲まれた茶農家でいただいた龍井茶の新茶と野草たっぷりの農家料理の味は忘れることができません。日本でもこのところ緑茶の効用を生かした様々な商品が流通していますが、体の中を整えることが先決なので、外邪から体を守り、防衛力を養うお茶を上手に活用してみましょう。緑茶の他、紫蘇、薄荷、菊花など、香りのよいお茶「花風茶」がおすすめです。画像は上記の「花風茶」で棗の実をじっくり煮込んでだ「棗の花風茶煮」です。

棗の甘み成分がまるで密でも加えたかのように艶よく仕上がっています。あまーいお菓子がほしくなったら、こんな薬膳菓子でお茶してみましょう。
 
                                                 「棗の花風茶煮」

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日本三大桜:三春の滝桜

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4月中旬に初めてバスツアーなるものに参加して、日本三大桜の一つの「三春滝桜」をみてきました。丘の上にたった1本、優雅に咲き誇った樹齢1000年以上の滝桜は、正に「華麗な老女」と呼ぶにふさわしい佇まいで、大勢の観光客に囲まれてどんな気持ち?!なのか・・・と不思議な感動を覚えました。同行した生徒さんは一晩中、桜の樹の情景を思い起こして眠れなかったとか。“桜の花の精“がとりつく・・・なんて言うことがあるのでしょうか、そんな美しさでした。

因みに、「三春滝桜」は日本の桜を代表する巨樹として、大正11年に、「山高神代桜」「根尾谷淡墨桜」と共に指定を受けた「日本三大桜」と呼ばれている名桜で、開花時には毎年30万の人が訪れるほどに人気のある樹です。三春町を中心とした田村郡一帯は枝垂れのエドヒガンの古木が数多く見られ、この地域の風景の特徴となっています。その中にあっても最大のものは当然この三春滝桜で、樹齢1000年、樹高19m、目通り幹周り9.5m、枝張りは東西22m、南北17mを広げています。

この桜はその名が示すように花が流れ落ちる滝のような見事さで、古くから「滝桜」と呼ばれていたそうです。滝桜を愛した三春藩主は、三春藩御用木に指定し保護してきたと伝えられています。

4/15日は晴天に恵まれましたが、4/11には雪が降りさらに幻想的な光景がみられたとか。

                                        
マクロビオテイックの殿堂:リマ・クッキングスクール

穀物菜食で食生活と生き方の変革を目指すマクロビオテイックのクッキングスクールが東北沢と代々木にあり、受講生の進級と卒業のための「試作会」が年に3回行われます。私が、ここを卒業したのは今から30年前の1983年12月で、現在は、ゲスト講師です。

まだ桜沢里真先生がお元気でしたし、実際に直に教えていただきましたので、そのお優しく、凛としたお声の一言一言、いつも身なりを整えられた美しいお姿や、調理の際の優雅な所作などが思い起こされます。その頃、「お料理はお作法なんだ・・・」と思ったものでした。

4/14日に代々木で行われたこの日、久しぶりに和服を着て出席しました。因みに、お着物は牡丹の花を漆で織物にした海老茶色、帯は黒地にブルーで牡丹の花織り込んだ牡丹唐草の名古屋帯です。 牡丹や芍薬が咲く時期に着てみたいと思っていたもので・・・

いつも和服の角元講師(左)と。  

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さて、この日は、師範科の30名の修了生の作品を試食させていただきました。
(私が卒業の折は、里真先生直々の、それはそれは、厳しいものでした)

特に師範科は、卒業制作の意味合いを持った力作が目立ちましたし、一回りお味見をしながら生徒さんと会話しますと、「料理は人なり」と感じますし「食が人を作る」と言われていることに合点が行くのです。食材、調理、味付け、仕上げ、食器選定、全体の雰囲気つくりなど総合的なものですので、その人の全てが映し出されるのです。

この日、上級と師範科の優秀作品8点が選ばれました。 

                                                    優秀作品

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                                                   師範科から 
 
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                                    164

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                                                   上級から   

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                                    165

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さすが、どれも材料の組み合わせ、色彩、味付け、仕上げ、しつらいなど完成度の高いものでした。

この日の作品は非日常的なものが殆どですが、日常生活にどれだけ実践が伴うかが命題となりますので、地道に取り組んで、健康的生活で、人生の目的(楽しい人生のことですが・・・)を全うしてほしいものと、陰ながら応援していきたいと思う一日でした。

人はどのようなものを食するかで、人生の方向性が決まってくると言う食の哲学があるからです。

緑の季節へ・・・

出来るだけ毎朝ウオーキングをすることにしています。歩くことは、自然の中に自分自身を投げ出す行為そのもので、頭の中をまっさらにすることだと思って、実践しているのですが・・・

季節は確実に巡っていることを道端の草や、花々が教えてくれます。近くの梅園の梅の実がかわいく青く、大きくなって、日々成長の跡が見られます。5月の御節句も近くなるとあやめや菖蒲がそこここに美しく咲いています。

                                   あやめ

新緑の木陰で木々の息吹を感じながら意識のなかでは、心のままに話しかけて癒しを求めたり、また年ごとに年輪を重ねて行く木々を励ましたり、ほめたたえたりしながら人間以外の自然から何かのヒントをもらったりするのもウオーキングの楽しみの一つでもあるのです。実際には、無欲になることが目的なのですが・・・さて、男子の節句に向けて“笹ちまき”など作ってみませんか? 

                                                      ちまき

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この“笹ちまき“は、母の故郷の山形の伝統食でもあり、私が3年間、山形放送のアナウンス部に勤務していた折にお世話になった叔母から教えてもらった作り方です。

温かいものを、黒蜜ときなこでいただくと、笹の香りがする餅米の感触が五臓六腑に染み込んで行くような爽快感を覚えるもので、この時期、どんなに忙しくても必ず作るのです。

皆様も一度、是非、お試しください。

では、戸外へでて、新緑を思う存分お楽しみになり、木陰で緑の息吹を思い切り吸い込んで五臓六腑を喜ばせてあげてくださいね。

※レシピをご希望の方は、お問い合わせ下さい。

2013年4月29日  加藤 ゐくこ
Family62 T&F 047-472-1014
E-mail:sansho@seaple.ne.jp URL:http://www.geocities.jp/sansho08/index.html

加藤先生
監修/加藤ゐくこ先生 国際中医薬膳指導師
★ Family62★、ベジフル中医薬膳塾主宰。
身近で自然な食材を使った、日本人にあう家庭薬膳料理を提案。
加藤先生のホームページ
http://www.geocities.jp/sansho08/index.htm 

加藤先生本

加藤ゐくこの「ベジタ薬膳」 まどか出版
定価1,260円 e-mail:sansho@seaple.ne.jp
tel・fax 047-472-1014まで


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