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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

はいからおすすめ「加藤ゐくこの薬膳料理」No.23 7月号 2013.08.01
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  はいからおすすめ「加藤ゐくこの薬膳料理」NO.23 2013年7月

 

■一年の半分がすぎました・・・

歳月人を待たず・・・とか申しますが、一年の半分がすぎました。

6月30日は、私たちの体、精神の内部にたまった半年分の毒を祓い、後半を元気に過ごせるように・・・と言う「夏越しの大祓い」の行事でしたので、私も“茅の輪くぐり“をしてお祓いをして清めてまいりました。気持ちが軽くなったようでした。

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■半夏生:はんげしょう

7月2日は「半夏生」です。
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半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓:カラスビシャク)という薬草が生える頃。また、一説には、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも言われ、湿地の日陰に群生しますが、葉の緑に半分が際立った白の対比が美しいドクダミ科の野草です。

漢方薬としての半夏(はんげ)は、カラスビシャクの根茎を用いるすぐれた鎮吐剤で、吐き気を鎮める作用のほかに、のどがはれて痛むときや、腸がゴロゴロ鳴って苦しいときにも用いられます。
用い方は、1回に1.5~5グラムを煎じて服用しますが、半夏特有の「えぐみ」があって、単独では飲みにくく、むりに飲むと逆に嘔吐をする場合がありますので、必ず、生姜を加えて用いるのが習わしとなっています。
このように半夏に生姜を加える、漢方処方に小半夏湯があります。
特につわりの漢方薬としては、更に茯苓(ぶくりょう)を加えた小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)があり、 つわりだけでなく、胃腸が衰えて消化不良になり、胃部に水分の停滞感があって重苦しく、尿量が極度に減少して、吐物がほとんど水分で、めまい、動悸などや特に悪心が強く持続して嘔吐を繰り返すものにもよく用いられています。

早い梅雨あけ  野生の葛 

早い梅雨入り、早い梅雨明け、そして猛暑に見舞われてバテ気味の方、熱中症で搬送される方が続出しましたが、野生の植物は強烈な紫外線もなんのその!・・・で、特に野生の葛は(0093)

葉緑素をたっぷりと蓄えてしげる緑の葉、新芽の蔓を縦横にのばして原っぱを我が物顔に繁茂しています。

この根を晒して白い粉末にしたものが「くず粉」で、葛湯や葛餅、更に漢方薬の「葛根湯」の主薬となります。10キロの葛の根から1キロのくず粉がとれる、と言うなかなか貴重なものですが、古くから家庭の常備薬(常備菜)として欠かせないものとなっています。

 

■七夕まつり 
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年中行事は生活にメリハリをつけるためにも、また、子供たちに日本の伝統行事を教える絶好の機会ですし、特に「七夕まつり」は、何かしらロマンがありますね。

短冊に願い事を書いて笹の葉に掛ける・・・我が家の100歳の母は「感謝」と書き、夫も7「感謝」でした。感謝の念は何事に対しても表す崇高な精神ではなkでしょうか?

・・・でも、現実は、なかなか厳しい葛藤があり、人間いつも冷静ではいられないのがまた、人間

の弱さと言うのでしょうか・・・なかなか神様のようにはなれませんね!

7月おすすめのレシピ:中国定番の朝食:豆腐脳 
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夏、食欲が落ちたり、胃が重くムカついたり、口が粘って口臭がある、下腹が冷えて張って苦しいなど・・・これらの症状は胃熱が溜まった状態の時に多いので、清熱作用のある野菜や果物で熱を除くこと、冷たい食事、冷飲は症状を悪化させます。「以熱治熱:いねつちねつ」熱には熱を持って治療しよう・・・と言う中医学の薬膳理論です。

葛粉のあんかけの熱々の豆腐料理ですっきり、体調挽回です。どうぞ、お試しください。

レシピ「豆腐脳」

 

《材  料》4人分

  絹ごし豆腐 2丁

  長ネギ 10cm 1本(みじん切り)

    生姜 1片(みじん切り)

大蒜(ニンニク)2片(  〃  ) 

   スープ(薬膳スープ)4C

   胡麻油 大さじ1

   片栗粉 大さじ1と1/2(水大さじ3でとく)

   塩…小さじ1/3

  薬味:長ネギ、ザーサイのみじん切り、刻みのり、白炒り胡麻など適宜用意。

     陳ラー油、一味唐辛子など。

《作り方》

①    鍋に胡麻油を熱し生姜とネギ、ニンニクのみじん切りを入れて炒めて香りを出します。

②    ①に豆腐を丸ごと入れ、フライ返しで大まかに炒めてザックリと崩します。

③    スープを入れて煮立たせ、豆腐の水分が分離してくるまで10分ほど煮ます。

④    塩を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけて仕上げます。

⑤   小ぶりのお丼によそい、薬味を散らしていただきます。

 

豆腐脳は、漢字で見ると豆腐の脳、または豆腐の悩みと書くが、実は簡単に言うとおぼろ豆腐に具をいれ、醤油やニンニクのみじん切り、そしてごま油、ラー油などをかけて食べる軽食のこと。

四川省一帯では、多くの具をいれて、辛く味付けた豆腐の花とかく豆腐花があるが、これと似ている。北京の豆腐花は、昔から肉食を避けたイスラム教的な軽食なので、一部の店では小羊のやわらかく煮た肉片を少し入れるが、豚肉は入れないようです。

 

食材解説

食材名(生薬名)

四気/五味

帰経

効      能

豆腐

甘、涼

脾胃、大腸

生津、潤腸、清熱、解毒、通乳

長ネギ

辛、温

肺、胃

解表、補陽、散寒、健脾、散結

生姜

辛、温

脾胃、肺

化痰、止咳、解表、散寒、健脾、解毒、温中、止嘔

ニンニク

生;辛、熱

加熱;甘、温

脾、胃、肺

止咳去痰、宣竅通閉、解毒、殺虫

 

ザーサイ

アブラナ科の野菜の根茎近くのコブのような塊。数種類の香辛料と共に甕で塩漬けにした中国の発酵食品。

参考文献:食物性味表

■中国東北部へ研修旅行

5月31日から約一週間、中国東北部に薬膳と漢方薬の研修旅行に出かけました。

大連を起点に、長春、集安、瀋陽の各ポイントを高速鉄道や高速バでス移動した旅でした。

在大連10年のIT会社の社長さん、大連在住の日本語教師や、シニアの中国語の留学生、中国人で旅行のコーデイネーターの陳尚郁さん等の多彩なメンバーの協力で、約半年かけた綿密な計画のもとに練り上げた充実した企画です。

2013年7月29日  加藤ゐくこ 

 

★  2013年10月中旬 韓国薬膳、素食体験と世界遺産ツアーを予定。
  ご興味のある方は、加藤ゐくこまで、お知らせください。
  後程、詳細をお知らせいたします。


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