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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

はいからおすすめ「加藤ゐくこの薬膳料理」No.25 9月号 2013.09.06
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はいからホームページ 「加藤ゐくこの薬膳料理」NO.25 2013年9月

夏の終わり・・・

8月27日夜、京都の小旅行から帰宅した。

蒸し暑い京都では、雨に降られたものの、空には、いわし雲が見えてすっかり秋の佇まいでした。習志野はさぞかし暑いのでは・・・と思いきや、なんと、自宅に向かって歩く道すがら、どこからともなく、リーンリーンと涼やかな鈴虫の声が・・・やはり季節は確実に秋へ向かっている、日足も短く、そう言えば、夕暮れも心なしか早くなっている。

夕暮れ時、吹き渡る風の音にもどこか寂寥感を感じる夏の終わりです。

 

翌朝のウオーキングでは、更に、更に・・・あのセミの大合唱がウソのようにパタリと消え失せて寂しいほどの静けさ。子供たちも残り少ない夏休みで、宿題に追われているのか、元気な歓声も聞かれません・・・すべて静寂に向かって変化している、秋の七草の一つ、ススキ(尾花)も既に秋の空に向かって花穂をのばしていました。 

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夏の終わりの花の代表は夾竹桃:キョウチクトウです。
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原爆投下後の広島でいち早く復活したのがこの花とか・・・厳しい残暑にもめげずに咲くキョウチクトウは、全草に毒を含むのですが、強心、利尿などの効果もあるとか・・・だからと言ってみだりに触れませんように。

 

韓国の国花としておなじみのムクゲは、無窮花(ムグンファ)とも呼ばれ水色、ピンク、白などの色で親しまれ、夏の茶事の生け花として用いられています。

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俳句の世界では、秋の季語だそうです。

 早朝のウオーキングも太陽が高く昇り始めると、日なたを避けて日陰を選んで歩きますが、マクロの世界の陰陽をこの時ほど鮮明に感じることはありません。古代杉と呼ばれるメタセコイア

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の木陰は、緑の風でしばしの癒しを受けて更に歩みを進め、猛暑の夏にも家族が無事に過ごせたことを氏神様に感謝のお参りをしました。

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2013年夏の出来事

★ その1:畳替え

我が家は約30年前に建てた戸建の住宅で、二世帯で住めるように建てられています。

賑やかだった30年前に比べてなんと寂しくなったことでしょう。今は私たち夫婦、夫の母100歳の三人暮らしです。

畳の部屋が三部屋あり、その一つ、南向きの六畳を私の仕事部屋として使っていますが、20年も放置した畳を、夏休みを利用して畳替えをと、思い立ちました。(本心は乗り気ではなかった・・・)

デスク、パソコン、プリンターと三つの書棚があり、畳屋さんは「全くそのままでOKですよ」

とは言ってくれましたが、この際、断舎利のチャンス!・・・と思い、なにやかやと、5日ほどかけて書棚の整理が完了し、本はBOOK OFFが2700円でお持ち帰り、やっと完了した部屋は、ご覧の通りぴかぴか、しかも畳表が熊本産、有機栽培の最高級品「ひのさやか」、

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ついでに八畳の仏間も、こちらは「市松表」です。

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湿気の強い日本の気候風土には、木造住宅に畳、障子などが最適とは聞いていましたが、改めて畳の利点を畳屋さんから聞かされました。

1、      消臭効果:汚れた空気やホコリを吸着

2、      調湿効果:空気中の湿気を吸い取る

3、      清浄効果:新鮮で清潔な空気を放出

4、      鎮静効果:イグサの香りが癒しをもたらす

5、      弾力性:万一転んでも衝撃を吸収

6、      吸音効果:雑音や振動などの害音を軽減

7、      活性酸素の消去:青汁の原料であるケールの五倍もの活性酸素消去能力がある

8、      抗菌作用:薬草として利尿、消炎、抗菌などの作用がある

現代の洋風建築では畳の部屋はないかもしれません、又は、畳の上にカーペットを敷く場合もあるようですが、実は、畳にカーペットは、カビの発生源になりやすいのでマイナスである・・・とは

畳屋さんからの情報でした。

・・・こうして、お陰様で!?、トータルで10日ほどかかりましたが断舎利ができました。

(毎日汗だくで、夏の排毒、デトックス、そして、新しい発想の根源が断舎利ですから、秋から何か新しいことが起こるかも!?)

 

その2:京都でパワー注入

夏の京都は暑い・・・と誰からも言われながら敢えて西へ向かいました。

今回はパワースポットで力をいただきたく・・・洛北の貴船神社と鞍馬寺をメインにしました。

京都のパワースポット鞍馬寺

鞍馬寺は京都でも有名なパワースポットで、深い山の中にある御寺です。 鞍馬寺の正殿前の六芒星の中心に立つことで、自然のエネルギーを受け取る事が出来るとされています。

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鞍馬寺の正殿から奥の院に行く途中にも僧正ガ谷不動堂という場所があり、ここにも六芒星があって最高のパワースポットとされています。

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鞍馬寺は牛若丸が修行をしたお寺としても非常に有名で、霊能者たちが鞍馬山のパワーを受けに訪れると言われるほど、強力なパワースポットとされています。鞍馬寺の奥の院のから貴船神社へ下る途中には自然のエネルギーが大きく存在する場所があり、そこだけ木々の成長が特異となっているとされるほど、生命力にあふれた場所でもあります。

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牛若丸が天狗を相手に修行をしたとされる山の道は、歩いているだけで豊かな自然のエネルギーが身体を満たしていくのがわかり、清々しく心も体も軽くなるのを感じる事が出来ます。

今回は、夕方近くなり暗くなってきましたので、奥ノ院から貴船までの山道、最もパワーの強い木の根道は諦めて引き返し、次回のお楽しみとしました。

 

●貴船神社:心願成就のパワースポット

貴船川に沿って位置する貴船神社は「高おかみの神」水を司る神様です。

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私の仕事、料理講師は、水なくしては活動できませんので、心願は仕事:料理を通して皆が幸せになること、更に、運気と気力の充実をお祈りしました。 

ご神木の「桂」

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は、樹齢400年で高さ30メートルの大木、そばに佇むとえも言われない良い香りがしてきます。
川床料理なるものを初めていただきました。

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貴船川のせせらぎを聞きながらの京料理はなかなか風流で、鮎の笹焼きは苦味が効いて夏の体の滋養となったようです。

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今回の宿泊は、浄土宗大本山の知恩院の宿坊とされる「和順会館」でした。

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お部屋は和室、洋室が選べて、素泊まりもあります。大浴場は実に清潔で心地よい入浴ができました。夕食は京料理、朝食は精進

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でしたが、素泊まりにして朝食の精進をいただくのが良いかと・・・。朝は午前4時半からのお勤めに参加自由。

 

朝日の中の知恩院の木造の三門

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は、凛として威風堂々、力強さをいただきました。

 

錦市場

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は、かつての伝統的な京都の台所の面影は薄れてお味見専門のような観光客目当てのお店が多くかなり興ざめでしたが、創業明治15年、京野菜の「かね松」

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は二階がカフェレストラン、20種類の京野菜の長寿ランチ2100円がお奨め・・・とのことで、次回のお楽しみにしました。

帰路は新幹線のぞみ134号で

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歴史と伝統、癒しの京都を後にしました。

 

秋の味覚:豊富な水分の果物:梨 

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9月ともなると、野菜や果物など食材も豊富になり、食卓もにぎわいを増してきます。

これから空気が乾燥してきますので、水分豊富な梨が、特にこの時期の体に+の効果をもたらします。ここ千葉は、梨の産地として全国的に知られています。

うれしい梨の贈り物がとどきました!  特に、朝のウオーキングの後でいただく梨は、水分の補給と、呼吸器を潤してくれるので格別のくだものです。

梨を使った伝統的な薬膳「貝母梨:バイモナシ」をご紹介しましょう!

ここで使用する「貝母」は、アミガサユリの根茎です。

アミガサユリは、花そのものが非常に美しく、小型のユリの花ですが、花の内部に編笠模様が刻まれている稀に見る造形的な美しさのある花で、案外お庭の片隅に群生しているのを見かけることもある、まあ、薬草や山野草のマニアの間では知らない人はいない・・・と言うお花です。

4月上旬から中旬が花の見ごろですので、植物園などでご覧になるとよろしいです。
では、レシピをご紹介しますので、是非一度お試しください。
貝母が入手できなければ、杏仁や粉末の杏仁霜を餅米に加えても良いですよ。

中国、秋の伝統薬膳

梨の蒸しもの貝母梨:ばいもなし)

《材  料》4人分

梨4個(和梨の小ぶりのもの)         

もち米1/3C(一晩浸す)

貝母(ばいも:生薬)12g(予め浸水させ刻む) なつめ4個(一晩浸す)

《作り方》 

もち米に貝母を入れて炊いておきます。 

②梨は7対3(上部3、下部7として横に)に切り、皮の周囲1cm位を残して中をくりぬき、①を詰め、なつめを上に乗せ梨の上の部分をかぶせてお皿に並べ、蒸気の上がったせいろで小1時間蒸し、熱いものをいただきます。(お皿の汁を上からかけて全部お飲みなって下さい。)

☆梨について; バラ科の果実で和、洋、中国梨などと種類はとても多く、形も大小様々です。豊富な水分を含んでいるこの果物が乾燥した秋口に旬を迎えるのは自然の恵です。

性  味

帰  経

     効  能

甘、微酸、涼

肺、胃

生津、滋陰、清熱、化痰、止咳、生肌

性質は寒でほてりや熱を冷まし、口や喉の渇きを癒し、肺を潤して、咳きを止め、喉がかわいて声がかれるのにも有効です。 風邪や扁桃腺炎からの発熱、糖尿や暑さ負けでのどが乾くとき、二日酔などには生をそのままか、すり卸して汁を多めに飲む、慢性の咳にはこの蒸したものが良いでしょう。

★貝母:バイモについて

ユリ科のアミガサユリの麟硅に石灰をまぶして乾燥させたもの。

浙貝母;せつばいも;アミガサユリ属植物各種の鱗茎;化痰薬

きわめて多種基原の生薬で川貝、松貝、青貝、西貝など。浙貝、大貝、象貝などと称されるものはアミガサユリに由来する。川貝母は小型で、浙貝母は大型である。現在日本で使用されるものは、大半は後者である。

鎮咳、去痰、喉の痛み、排膿、めまいなどに使われます。

性  味

帰  経

     効  能と適 応

甘、微温 

 心、肺 

化痰、止咳 (清熱作用が強い)

・薬膳応用;貝母梨、貝母蜜棗湯

・使用上の注意;寒痰、湿痰には禁忌。

2013/9月  family62 無断コピー、転載を禁止いたします。

  

 尚、秋の養生は、8月号でも詳しくお知らせしていますのでご参照ください。

 2013年8月31日 加藤ゐくこ


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