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好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

「加藤ゐくこの薬膳料理」7月号 2014.07.22
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■合歓の花:ネムの花

                           

6月後半には中国研修ツアーがあり、しかも帰国便が天候の影響で一日遅れとなり睡眠不足などで疲労が抜けず、また、親しい方の死去にあったりなど、日常生活にも影響が出て仕事の流れが悪く、「はいから」の更新が遅れてしまいましたことお詫びいたします。平常心を取り戻して朝のウオーキングも始めました。

朝の清冽な大気の中で、美しいピンク色のハケのようなネムの花を見つけました。近くによると香水のような良い香りさえ漂います。ネムの花の 和名の由来は、夕方になると葉が合わさって閉じてしまう、まるで目を閉じて眠る様子をたとえたもののようです。

植物は太陽と月の運行に従って生命維持を計っているのですね・・・

生薬の本を開くと・・・生薬名は合歓花(ごうかんか)とあり、効能は解暑安神、理気開胃など。他に樹皮や葉は利尿、強壮、鎮痛などの薬効があるとされています。

自然界には、自然と共存する人体の季節の養生に役立つ植物がちゃんと用意されていることに改めて気づかされます。ネムの花には、夏バテ防止と気の巡りを良くして食欲を起こさせる効能まであるようです。

夢のように美しく、またはかない命の「合歓の花」が俳句の夏の季語だとはつい知りませんでした。

 

■中国、北京~西安薬膳ツアーの報告

今年初めての海外旅行は、やはり中医学、薬膳の現地研修を兼ねて中国となりました。

わたくしにとっては6回目の北京、旅のお仲間(生徒さん)に中国一の北京を見せてあげたかったのです。中国一の大都会の北京は、終日地方からの観光客でごった返すあわただしい街です。

西安はわたくしも初めてで、「秦の兵馬俑」が見たかったのですが・・・

6/13日(金曜日)朝8時50分成田発のチャイナエアーで出国、晴天に恵まれて快適な空の旅。中国一の北京首都空港には午前11時45分に着き、タクシーでホテルへ。

ホテルは現在では数少なくなった東西南北に部屋が配置された「四合院」作り、元の時代に始まったとされるクラシックな雰囲気が味わえました。

               
                      四合院作りのホテル

北京での昼食は、やはり有名な「老北京炸醤麺:ジャジャメン」、日本のうどんのような太目の麺にたくさんの種類の具を乗せて肉みそをかけ、混ぜて食べるもので、北京の代表的な昼食だそうです。

               
                    老北京炸醤麺:ジャジャメン

 

世界遺産の天壇公園で、黄帝様が雨乞いをしたと言う中央の台座の上に立ってみました。夕食は、市内から車で1時間ほどの郊外にある中国医学科学院薬用植物園付属のレストランにて薬膳を頂きました。

               
               中国医学科学院薬用植物園付属のレストラン

食材はむろん、ここで栽培されてた薬草が主で数々の夏の薬膳を楽しみました。むろん、夏の体の養生に役立つ漢方薬が配合されていました。

                
                    薬草が主で数々の夏の薬膳

 

■6月14日(土曜日)

朝食はホテル裏の胡同の食堂で庶民が日々食する朝粥を頂いた。

               

街では、おなじみの「山査子棒」が目につき皆でお味見。肉食が多い中国では、お腹の脂肪を減らすために山査子が好まれると言うことでした。

               

天安門広場から故宮博物院はどこもかしこも人人人・・・皇帝の権力の象徴である広大な規模で、入場から出口までは、1時間半はゆうにかかりました。

昼食は宮廷料理で有名な「倣膳飯荘」にて。金ぴかの黄帝様の玉座がエントランスにあり、さすが北京ならではのものと一同感心!数々の伝統的な宮廷料理をいただきました。

               
                 宮廷料理で有名な「倣膳飯荘」にてランチ

西安入り:夕方5時10分、北京発の飛行機で西安に向かいました。夕食は西安一と言う広東料理のお店で日本にはなかなかないカスタードや野菜の包子や珍しい野菜料理の数々を楽しみました。

                
                                    広東料理のお店で夕食

 

ホテルは四つ星の「GRAND PARK XIAN」:グランドパーク西安

             
         
 四つ星の「GRAND PARK XIAN」:グランドパーク西安


西安の街に現在も残されている城壁
は、夜になるとライトアップされてとても美しい。サイクリングで一めぐりが楽しいとか・・・時間があれば是非挑戦したいものです。

 

■6月15日(日曜日)

毎食のご馳走でそろそろ胃腸に負担を感じたので朝食は軽くお粥にしました。さて、このツアー最大の見どころの「秦始皇帝兵馬俑博物館」へ行きました。

              
                    秦始皇帝兵馬俑博物館

今回のツアーのコーデイネートをしてくださった「王記茶坊」の茉莉さんのご縁で、私たちは貴賓室に通されました。そして、日本語が堪能な学芸員の案内により、現在6000体があると言う「兵馬俑博物館」へと入りました。

              

兵馬俑とは埴輪のことで、黄帝様にひざまずく将軍など、6000体の兵馬俑はどれ一つとして同じものはないとか・・・

                    
                    黄帝様にひざまずく将軍

皇帝は、これらを作った職人を技術が他に漏れるのを恐れすべて抹殺したり、時には数万人を一挙に生き埋めにしたりなど、50才の生涯で自らもっとも死を恐れながら、臣下に対しては誠に残忍な人格だったとも聞かされました。

さて、ここでの昼食は、通常はなかなか入れない「秦俑館」でいただきました。

兵馬俑人参つき蒸し鶏薄餅:ポーピン野菜のジャンボ餃子南瓜パイの盛り合わせなど素晴らしいお料理の数々でした。

               

               

そして、茉莉さんがお取り寄せくださった完熟のライチーは、ピンク色で美しく、お味はトロけそうに柔らかく甘く、生まれて初めておいしいライチーをいただきました。

               

 

夕食は、お寺がある地域の「素食」のレストランでの独創的な中華の精進料理でした。オードブル、有名なスープの佛跳牆トンボーロ付きの蒸しパンなど、植物性の食材のみで作られている見事な精進料理でございました。

               

 

             

             

 

■6月16日(月曜日)

朝から西安に二つしかない調理師養成学校に半日体験入学しました。

              

ホテルマンから転身したと言う王先生は、中華包丁一つであらゆる技を見せてくださいました。大なつめにハスの実を詰めて蒸したハスの実のスイーツは、まるで実物のハス田の風景を大きなお皿に野菜の材料で美しく描いた見事なものでした。

              

              

              

火傷しそうな大きなガスの火力に圧倒された私たち一行に、学校の広報のカメラマンが撮影に入っていて、学校の情報誌に掲載される・・・とのこと、何か気恥ずかしい気持ちがいたしましたが、王先生の包丁の技とおいしく美しいお料理と共に良い思い出ができました。

午後は漢方薬のお店「同仁堂」へ。皆で中医の診断を受け、山のような処方薬や、また、珍しい天然の「砭石:ヘンセキ」のブレスレット、ネックレス、櫛などの遠赤外線を放出する治療石のグッズ類、お土産にと赤いシルクの「香袋」などを購入したのです。

              

西安市はシルクロードの玄関口にあたり、市内の一角には「イスラム街」があり地域独特の郷土料理店が軒を連ねていて、あれもこれもと試食したい気持ちに動かされましたが、とりあえずは中国の夏の定番ドリンクの「酸梅湯」を飲みながら、特産の大なつめや殻つきのクルミを皆で購入しました。

              
                        イスラム街

              
                         酸梅湯


夕食は茉莉さんのお父さんがご友人や親類の方たちを呼んで家常菜(家庭料理)をご用意くださったお宅へ伺い、白酒:パイチュウの乾杯で盛り上がりました

              
                     白酒:パイチュウで乾杯

この乾杯は中国の客人を歓迎する習慣だそうで、何度も繰り返されて遅れて到着したお客様さえ、たちまち出来上がってしまうと言うほどの強いものでした。心のこもった手作りのおいしい家庭料理は私たち日本人にとって大変うれしい、温かい心が伝わる異国でのパーテイーとなりました。

              

 

■6月17日(火曜日)

いよいよ旅の最終日、朝は、ホテルの近くの市内を巡り中国の朝の公園風景や書道関連の筆や硯、手作りの笛などを横目で見ながらお散歩を楽しみ、チェックアウトして西安空港より帰国の途につきました、

              
                     中国の朝の公園風景

              
                        手作りの笛

が、なんと・・・

なんと、飛行機では、こんなこともあるものなのですね・・・帰国は羽田着21時35分の予定でしたが、なんと、トランジェット:乗継の北京が上空の積乱雲の為、着陸ができず、チンタオ経由、更に真夜中に北京郊外のお化けが出そうなカビ臭いホテルに一泊させられ(と言っても僅か2時間ほどの仮眠)、一日遅れの6/18日の午前11時過ぎの帰国となりました。

どんな場合でも、万一の備えをしておかなければいけない、と言うことを痛感させられる旅でもありました。

 

7月も20日となり、子供たちの夏休み、お母さんたちが一番忙しく、また、一番疲れがたまる時期でもあります。わずか一月余りのことですが、楽しくもあり・・・過ぎてしまえば思いでいっぱいの夏休み、人生の一コマでもあります。

皆様にとってどんな夏休みとなるのでしょうか・・・

何はともあれ、夏バテしないように健康管理に努めて良い夏をお過ごしくださいませ!

 

2014年7月2014年7月20日  加藤ゐくこ

 


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