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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム6月号 2015.06.02
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■温帯気候の日本の梅雨

火山国日本は、温泉の楽しみとは裏腹の、火山の噴火や地震の恐怖を避けて通れません、何かと不安な今日この頃ですが、6月に入りましたので、間もなく「梅雨」に入ることでしょう。

 

この時期になると桑の実やビワの実が完熟に向かって色づいています。

これらの実は、この時期、6月の体を養う最適なものですので、積極的に食しましょう。

中国に行くと,天秤のカゴを下げた果物売りを街頭で良くみかけます。

桑の実、アンズ、ビワなどは大粒でジューシーですので、喉の渇きを潤す絶品なのです!

 

ネムの花、ザクロの花も色、形状の美しさが心に響きます。

 

梅雨の恩恵は、作物を潤すことで、和食の主食のお米にとっては恵みの雨となります。

 

しかしながら、カビなどの雑菌には細心の注意が必要ですので、風通しを良くして。梅雨の晴れ間

には思い切り太陽熱で殺菌をしないと・・・人間の体にとっても太陽に当たることはとても大切なので、日焼け対策も欠かせませんが、日光浴も少しはしたいものです。(最低5~10分程度)

お洗濯ものも、日光にしっかり当てて乾燥させますと、骨にも良い影響を与えます。

 

6月の健康管理:湿困脾胃(シツコンヒイ)

毎日のように降る雨、晴れれば高温となり、湿度も半端ではない日々となります。

 

■梅雨時の養生のポイント

食事で養生する薬膳は、中医学の伝統的な健康法が基になっています。

 

キーワードは湿困脾胃(シツコンヒイ)

湿邪(湿気が自然治癒力を阻害すること)によって脾胃の運化機能が障害されるものです。

主な原因:清涼飲料水の摂取過多・果物や生物の過食・超湿の環境・冷房方・雨に長くぬれるなどの条件によって発生します。

本来脾胃が虚弱で津液(体に必要な体液の総称)の運輸が十分行われず痰湿(体の水はけが悪く、余分な水分が病的な状態で体に残っていること)が生じた方に起ることが多いです。

 

・代表的な症状は、急性カタル性胃腸炎にみられますが、慢性胃腸炎・慢性肝炎なども生じます。

 症状の改善は運脾化湿です。(脾胃の働きを良くして、身体から余分な水分排泄させる)

生薬の蕃香・佩蘭・蒼尤・厚朴・半夏などの芳香化湿薬と、茨苓・猪苓・滑石・ヨクイニン(ハトムギ)などの滲湿利水薬を配合し、白丸・白扇豆などの補脾薬も適宜加えます。

 

【代表方剤】燥湿和胃剤…霍香正気散などを用います。(漢方薬店で相談して決めてください)

《日常のおすすめのお茶》スイカズラ、菊花、ミントなどの香りが良くて清熱作用のあるもの。

★中国の暑い夏には、これらのお茶がスーパーなどで多くみられる大変身近なお茶として好まれています。

■6月の薬膳:大根をたっぷりいただきましょう!

大根について

性  味

帰  経

薬理作用     効  能

辛、甘、涼

肺、胃

消食化痰、下気寛中、下気定喘 

消化を助け、通便、消炎などの作用がある。

適応;腹張、腸鳴、げっぷ、便秘には大根おろしを常食すると良い。

口腔炎には大根おろし汁でたびたびうがいをすると良い。

声がれの時は生だいこんのすりつぶしに生姜汁を加えて飲む。

胆石症、尿路結石には大根おろし汁をよくのむと良い。

慢性咳嗽、痰が多い、息切れには生食か千切りにして氷砂糖適量と共に蒸して食する。

 

★「大根おろし」にして一人一回分、200~250g位の多めの分量を朝から昼食にお取りください。

おすすめ・・・大根粥、大根の海藻スープ

大根入り海藻スープ(レシピ紹介)

大根

☆食べ過ぎ、風邪、疲れ、運動不足の時に良い。おなかにガスが溜まって、苦しい時にも効き目があります。

《材  料》一人分

米・・・・・50g(1/4C)水2C

大根250g(すりおろす)

付け合わせ 梅干し   

 

《作り方》

米を洗い土鍋などで粥をたきます。

②出来上がったら、熱々にに大根おろしを加えて、付け合わせと共にいただきます。

☆玄米の場合は、圧力鍋で炊きます。

 

☆人参、キャベツの搾り汁も合わせて炊くと、更によい。

 

大根

性  味

帰  経

薬理作用     効  能

辛、甘、涼

肺、胃

消食化痰、下気寛中、下気定喘 

消化を助け、通便、消炎などの作用がある。

 

適応;腹張、腸鳴、げっぷ、便秘には大根おろしを常食すると良い。

口腔炎には大根おろし汁でたびたびうがいをすると良い。声がれの時は生だいこんのすりつぶしに生姜汁を加えて飲む。胆石症、尿路結石には大根おろし汁をよくのむと良い。慢性咳嗽、痰が多い、息切れには生食か千切りにして氷砂糖適量と共に蒸して食する。

 

6月の行事:半年分の穢れを浄化:茅の輪くぐり:夏越しの大祓

お正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓う夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)

茅の輪をくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。

6月は、多くのの神社に茅の輪が設けられます。

くぐり方は、正面から入って、8の字に回ると良いとされています。

 

6月30日から7月初め、神社の信仰が無くても、神社の近くを通ったら、是非、古くからの行事「茅の輪くぐり」をして、一年の後半が無事に過ごせますよう祈念いたししましょう!!

 

2015年6月   加藤ゐくこ

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