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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム8月号 2015.08.03
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8日は立秋:ぶどうも熟してきました

年々真夏の最高気温の上昇が高まってきています。35度~38度ともなると熱帯ですので、暮らし方も食生活も熱帯に移行させないと健康が維持できません。

熱帯の果物、マンゴー、パパイヤ、パイナップルなどで清熱解毒がこの時期ぴったりかも!

 

今月上旬は東北地方の「四大夏祭り」、中旬には奈良の「燈火会」で、奈良の町中にたくさんのロウソクがともされます。

それでも8日の「立秋」を迎えるころには、朝晩の風に秋の気配を感じるようになり、夏バテの体にもほっとするひと時も見えてきます。

 

23日の「処暑」ともなると夏野菜やスイカ、かき氷などをさほど欲しなくなるから人体は自然のサイクルを察知してそろそろ秋に向かっての準備をはじめるのですね。

■夏の野草たち・・・スベリヒユ、ポーチュラカ

寝苦しい夜は、思い切って早起きして、夏休みの子供たちと朝6時半のラジオ体操も案外いいものです。たった10分間ほどの体操ですが、全身の経絡を動かして筋肉運動的な効果もあります。

1028年8月1日から今日まで継続されている国民を巻き込んだ稀な番組であり、親しまれてきた健康情報です。「継続は力なり」コツコツと地味ながら効果的なひと時を持ちましょう。

 

夏草が生い茂るこの時期、一段と元気な野草、スベリヒユ(馬歯見:生薬名)は野草、雑草ですが、立派な漢方薬でもあり、繁殖力では、その筆頭にあげられる存在です。

 

畑の隅や空き地などに、草刈がすんで放置しておけば、その翌日にはまた、根を張って広がり増えて行く・・・しかし、オメガ3系の脂肪酸を含み、利尿作用、消炎作用、抗菌作用、解毒作用など。一般に皮膚疾患であるニキビや湿疹、泌尿器系疾患である膀胱炎や尿道炎、胃腸の障害である下痢及び腹痛といった症状に対して用いられており、他にも虫さされや疣(いぼ)、急性関節炎、痔といった症状に使われています。利用する際は、葉を夏の間に採取し、それを乾燥させたものを水で煎じ、飲用します。また、煎剤を皮膚疾患に塗布する方法もあります。

 

スベリヒユの「オメガー3脂肪酸」は、本来魚油に多く、血圧、心臓冠動脈病などの血管系に優れた効果があり、健康素材とし有用です。

また、抗生物質と同じように、抗菌・解毒作用があるため、膀胱炎や腎盂炎などの泌尿器系の炎症を始め、余分な熱と水分が体にこもる「湿熱」が原因の肺炎や気管支炎などにも用いられています。 

 

日本では茹でてお浸しや和え物・天麩羅にされ、ぬめりがあって独特の風味が好まれ、又、茎を干すと干しゼンマイのようになります。身近な雑草:薬草に注目です。

 

夏の暑さと乾燥した花壇でも一段と元気な「ポーチュラカ」は別名「花スベリヒユ」と呼ばれヒユ科の園芸種として親しまれています。

■おすすめドリンク:五味子茶

水出しで簡単に作れる:五味子茶(オミジャチャ)

五味子は、一粒に五つの味、五味(酸、苦、甘、辛、鹹(塩味)が揃うことから五味子(ゴミシ)と言われ、韓国や(チョウセンゴミシ)中国北部の集安が主な産地として知られている生薬(漢方薬、韓方薬)です。

主な成分は、たんぱく質、カルシューム、リン、鉄、ビタミンCなどが含まれていて、肝機能を強化して疲れやストレスを解消し、シミ、ソバカスを薄くさせることで知られています。

 

特に韓国では日常のお茶(薬膳)として古くから親しまれています。赤い色素が美しく、独特の酸味は特に夏の体にうれしいものです。

 

甘味・・・脾を保護   酸味・・・肝を保護  苦味・・・心を保護

辛味・・・肺を保護   鹹(塩味)・・・腎を保護  

 

《材  料》一人約一日分            

五味子15g、大棗(なつめ)8g  水600cc(3C)   

《作り方》

水に材料を入れて6時間ほど浸水させ、濾してから、好みの甘みを加えて適宜飲みます。

(加熱、煎じることなく、常温でも簡単にエキスが出て、おいしくいただけます)

 

  • 五味子:ゴミシについて

食材名(生薬名)

四気/五味

帰経

効      能

五味子

(収渋薬)

酸、温

肺、心、腎

斂肺滋腎、生津止汗、安神益知、渋精止瀉。強壮作用、知力向上、鎮静

鎮咳去痰、肝臓保護作用、強心作用

★五味子:天然のビタミンCがレモンの8倍、肌に潤いを与えます。

●五味子茶(オミジャ)は、呼吸器の弱い人、血液循環の悪い人(瘀血タイプ)、

腎の弱り、膀胱系を強化したい人に効果的とされています。

五臓を万遍なく益するお茶で男女、季節を問わず、周年で飲むことができます。

 

大棗:ナツメについて

食材名(生薬名)

四気/五味

帰経

効      能

大棗

甘、平(温)

脾、胃

補中益気、養血安神、諸薬調和、筋力増強、肝臓保護作用

参考文献:食物性味表、中薬学

 

■おすすめの一品「中国式お漬物:泡菜

夏の野菜が簡単にお漬物に:泡菜(ポウツァイ)

中国四川省に古くから伝わっている家庭料理。本場の泡菜は乳酸発酵をさせた発酵漬物で、そのまま食べるだけでなくスープや炒め物、餃子に使ったりします

 

《材  料》約20人分  果実酒用の保存瓶(消毒済のもの)(ジップロックも可)

 漬込む野菜

   大根5cm、200g        キャベツ 3~4枚(150g)

   セロリ1本(150g)      キュウリ2本

   パプリカ赤、黄各100g   ニンニク、3片

 漬け液

   水 5C  塩大4、 枸杞みりん大2 料理酒 大2

   五味子酢 大2 赤唐辛子3本(種を除く)

薬味:花椒(ホアジャオ3g、八角3g、草果3g(袋に入れる) 

 

《作り方》

1.野菜はきれいに洗い、ザルに上げて充分に水分を除きます。

大根は6×2cmの短冊切り、セロリも同様の大きさに薄切り、キュウリは薄い輪切り、パプリカは千切りにします。

鍋に漬け液の材料を入れて、一煮立ちさせ、冷まします。

きれいに洗って消毒したビンに、刻んだ野菜を入れて、3の漬け液を流し込みます。

常に漬け液が野菜の上にかぶっているように上にラップをひいておきます。

漬込みは常温だと冬は3日後くらいから、夏なら翌日から食べられます。冷蔵庫に入れて保存すると2週間くらい持ちます。

●キャベツだけ、大根とにんじんなど家庭の冷蔵庫にある野菜を刻んで漬け込むだけ、時間のある時に作っておけば、いつでも野菜が取れて夏のビタミン不足解消にもお役立ちです。

 

2015年8月 加藤ゐくこ Family62 コピー及び転載を禁止いたします。


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