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好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム11月号 2016.11.25
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霜月

紅葉狩りを楽しみ、また、駆け足でやってくる冬将軍の準備もしなければ・・・と四季のある日本の季節は楽しみながら、また、あわただしくもあるものです。

 

11月も半ばを過ぎ、暦の上の「小雪」を迎えるころからは冬の花「枇杷の花」がけなげに咲き、

枇杷の花

朝もやの中のイチョウの紅葉の黄色

イチョウ

ケヤキ、古代杉メタセコイアの枯れた彩にも自然の彩りと季節感を感じる朝のひと時です。

 

南天の赤い実は小鳥たちのご馳走、

赤い南天

白い南天の実は漢方薬として百日咳に古来より使われてきました。

 

白南天

 

ヒイラギの実もお目見え・・・そうです、間もなく12月、そしてクリスマスにはこれが彩を添えることでしょう。

 

ヒイラギ

 

早朝の散歩は「歩く禅」と言われ、心身の統一性をもたらす大変貴重な時間です。

そして、体内時計を24時間にインプットするとも言われ、睡眠のリズムを作るのにも役立つのですから、一人でもできるもっとも優しい健康法ですね。

■秋の韓国の旅

秋の韓国の旅、今年は、念願の野生の朝鮮人参の畑を見学させていただきました。

 

ソウルから列車で1時間半ほどの小高い山地にありました。

草ぼうぼうの地面をそーっと掘って行きますと、大小さまざまな大きさの人参ひときわ大きな6年物が出てきました。

 

人参

 

畑の傍の人参小屋には、人参本体と花、茎までをお酒に浸したものや、粉末、エキスなど、びっくりするほどの珍しい人参製品がありました。

 

人参酒

 

野生の朝鮮人参と野生のカモをスープにして飲んだところ、長年の腰痛が完治した・・・と言うお話も聞かされ、改めて、人参こそ、漢方薬の王道であると認識した貴重な旅の一場面でした。

 

ソウルに戻り、世界中のVIPの観光客が必ず訪れると言う「参鶏湯:サムゲタン」のお店で、伝統のお味を頂きました。

サムゲタン

 

土鍋にグツグツと煮立っている雛鳥と朝鮮人参が目の前に・・・好みの塩コショウで熱々をいただきました。足の先までポカポカになり、さすが、北の国、韓国の養生には欠かせないものだと感心いたしました。

11月のレシピ

今月は、韓国で体験した参鶏湯を家庭で簡単に作れるレシピに構成してみました。

厳しい寒さに向かい、おすすめです。是非、お試しくださいませ。

家庭で作れる:ベジの参鶏湯:サムゲタン

 

ベジのサムゲタン

《材  料》4人分

A 餅米 1/4C、ナツメの実 4個、ハスの実 20g(6時間浸水し、茹でる)

朝鮮人参 2本(生)

昆布だし汁 5C

B 長ネギ(白)10cm(みじん切り)、塩、胡椒各適量

《作り方》

①   だし汁にAを入れ、沸騰後弱火で1時間ほど煮ます。

②   材料が柔らかくなったら出来上がり。

③   器によそい、好みの量のBを加えていただきます。

●韓国本場のサムゲタンは、一人分が土鍋に雛鳥一羽が入ったものに、餅米、人参などが加えられ、熱々に煮立ったものがキムチと共に運ばれてきます。

味はつけていないので、好みの量の塩、ネギなどを加えていただきます。

●日本で作るときは、鶏肉の手羽元などを使って、生の朝鮮人参と共に煮込んで作ると良いでしょう。生の朝鮮人参は、横浜中華街や、アメ横などで購入できます。

朝鮮人参解説: 補益薬(補気薬)

起原;ウコギ科AraliaceaeのオタネニンジンPanax ginseng C.A.Meyerの根。チョウセンニンジン、コウライニンジン、単にニンジンとも呼ばれる。加工調整法の違いにより種々の異なった生薬名を有する。        *野菜の人参はセリ科であり、近類種ではない。

処方用名;直射日光に晒し干したものを生晒参、氷砂糖汁につけた後晒し干したものを白参、蒸した後晒し干したものを紅参という。生晒参、紅参は効能が良好、白参はやや劣る。日本では、周皮を去った生晒参を白参と呼んでいる。

野生の人参

 

性  味

帰  経

     効  能と適 応

甘、微苦、微温

肺・脾

補気固脱、補脾気、益肺気、生津止渇、安神益智

産地;中国の遼東から朝鮮半島にかけてが地域とされ、中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する。現在、全体の70%以上が韓国と中国で栽培されているが日本でも江戸時代から長野や島根県で栽培されている。

効能;主要な薬用部位は人参の頭で、有用成分はジンセノサイドとよばれるサポニン群であり、滋養強壮に効能があり、古くから飲用されてきた。血圧を高める効能があるため、高血圧の人は控えるべきであると言われてきたが、蒸した紅参は誰にでも良い。また、自律神経の乱れを整える作用もある。

野生品(野山参)が補益力に優れ、栽培品(養参)は効能が劣る。

2016年11月加藤ゐくこFamily62 コピー及び転載を禁止いたします。

                  2016年11月  加藤ゐくこ

                        


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