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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム10月号 2017.10.03
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■10月の養生法

秋は空気が乾燥することが多くなり気温が下がります。天の気は上昇し、清く澄んで収斂するため、空は高く空気は清々しく、風の音は力強くなり、枯れ葉が舞い落ちて実を結ぶ、とても美しい季節です。

中国古代の書物:黄帝内経《素問・四季調神大論》より
秋の三ヶ月は「容平(ようへい)」の季節と言われています。
容平とは収めるという意味と、成長がとまり調整するという意味があります。自然界のすべてのものは熟して実り、すべてのことが安定してきます。

 加藤ゐくこ 薬膳 りんご 加藤ゐくこ 薬膳 ブドウ 加藤ゐくこ 薬膳 桔梗の花

 

  秋の生活   

秋は「早寝早起」を。

秋は、陰の気が強くなり陽の気が衰えるので、早く寝て気を養います。

五臓六腑の養生に適した就寝時刻は夜の11時からとされています。

朝は5時から7時。この時間に人の気は開き始めるので、起きるのにちょうどいい時間です。

12月の冬至に向かい、昼は短く夜は長くなっていきますので、睡眠時間を多くとって活動時間を減らします。

 

 中医学の五行説では秋は「肺」の気が影響を受けやすいと考えます。

春は気が生まれ、夏は成長し、秋は収斂します。この自然の規則に背いた生活をすると、肺の気を傷つけてしまうのです。

秋に肺をうまく養えなければ、冬にお腹をくだしたり病気にかかりやすくなるとされています。

昼夜の温度差も大きく、昼は太陽が燦々と降り注いでいても朝晩は冷え込むため、風邪をひきやすいので特に注意が必要です。

 

食べ物や肺の養生に適したお茶などに気をつけて肺を乾燥させないようにしましょう。

中医学では、秋は「燥邪」いって空気が乾燥する季節。乾いた空気を吸い込むと肺を傷め、咳や痰が出やすくなります。そんな時には痰を取り除いて肺を潤してくれるアーモンドがおすすめ 。

肺の養生に役立つ食物を選ぶ目安は、大根、蓮根、百合根など、白い色の食材がよろしい。これらはまた、旬の食材でもあります。

人体は、自然の中で生かされた存在なので、旬のものを取り入れることがどの季節でも大切です。

 

10月の薬膳:トラジのナムル

   加藤ゐくこ 薬膳 トラジのナムル   

 

秋の養生に役立つ素材は桔梗の根:トラジがあります。漢方薬の処方にも桔梗根が組み込まれます。

今月は、食材としての桔梗:トラジを使ったナムルをご紹介いたします。

トラジは韓国食材店で入手が可能。

 

 

トラジのナムル

《材   料》6人分

乾燥トラジ200g、

A 塩小1/2、ごま油小1、醤油小さじ1、だし汁2/3C、摺り胡麻小さじ1

 

《作り方》

乾物のトラジは塩で揉んでから流水で揉みながら良く洗い、絞っておきます。

ごま油で炒めてだし汁を加えて蓋をして歯ごたえが残る程度に煮ます。

醤油と擦り胡麻を加えて火を止めます。

(赤唐辛子を少量加えると、辛味が肺に効きますので、呼吸器の補いとなります)

 

 ●食材解説

トラジ(桔梗) 苦、辛、平 宣肺袪痰、排膿消腫

 

●韓国では一般家庭でも、畑に桔梗を野菜のように栽培して、寒さが厳しくなる冬までに収穫してナムルにしたり、乾燥させて、肺の養生に使うのが古くからの伝統で、今では、街の中の市場でも、生の桔梗の根が売れれています。

 

 

2017年10月 加藤ゐくこ Family62 コピー及び転載を禁止いたします。

 


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