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芸能人インタビュー

時代劇に生き、面白さを追究した桃太郎侍。全ては皆さんに喜んでいただくために 2014.07.22
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役者として常に第一線を走り続け、風格と気さくな人柄を併せもつ高橋英樹さん。そんな高橋さんの代表作のひとつ、桃太郎侍が時代劇専門チャンネルで、ハイビジョン放送で甦ります。当時のことを振り返りつつ、作品についてお話いただきました。

 

■役者として大きな一歩となった時代劇との出会い 

 その日、着物姿で現れた高橋英樹さん。軽く会釈するその物腰にも風格をにじませます。まるで時代劇の世界から現れたよう。  時代劇を演じて46年。『遠山の金さん』や『旗本退屈男』など多くの名作に出演。中でも『国盗り物語』の印象は強く、信長といえば高橋英樹といわれたほど。時代劇には欠かせない名優です。  ですが、役者になった当初、時代劇は遠くで眺めているもので、演じるとは思っていなかったと言います。  「当時、日活は青春映画やアクション映画路線。わたしが出ていたものもそういった映画でした。ですから、時代劇の話が決まった時は、戸惑う気持ちの方が強かったです。なにしろ刀の持ち方も着物の着方もなにも知りませんでしたから」  しかし、やるからには、とことん追求したいという高橋さん。修行のため、若手の育成に積極的だった歌舞伎役者二代目尾上松緑さんに弟子入りします。  「所作や殺陣などの基礎を全て叩き込んでいただいた。大変厳しい修行でしたが、歌舞伎の稽古は、後の時代劇の演技にとても影響しました」  高橋さんは、時代劇と現代劇では、使う筋肉も違うと言います。草履を履くという動作にも、重みをもたせるため力を込めます。高橋さんの演技の説得力は、こうした動きを徹底した日々から生まれるのです。

 

■娯楽時代劇の金字塔『桃太郎侍』誕生秘話

 

 時代劇役者としても、活躍しだした頃、役者高橋英樹の名を不動のものにしたのが桃太郎侍です。  普段は気ままな長屋暮らしの浪人桃太郎。だが庶民を苦しめる悪人が現れれば、鋭い太刀で成敗する。痛快娯楽時代劇です。  時代劇の名作ですが、番組が始まってすぐ、高橋さんの胸にある思いが芽生えます。  「当初桃太郎は、黒い着流しで悪人を斬らずに諭すだけでした。斬りたい! という思いがつのっていた折、主題歌を歌っていた三波春夫さんに、“お地味ですね”と言われたのです。その一言で吹っ切れ、変える決心がつきました」  “ひとつ 人の世生き血をすすり~”の有名な数え歌。華やかな着物や豪快な殺陣。次々に斬新な演出へ変更しました。「薄絹を纏って回るシーンは、より良いカットを決めるため3時間、何度も回り続けて撮影した。大変目が回った(笑)」  華やかに生まれ変わった桃太郎侍は、人気を瞬く間に高めていきました。殺陣も激しさが増し、斬る人数も増え、シリーズ最後の方には、40~50人を一度に斬ったと言います。  「役者もスタッフも一丸となって制作しました。皆さんに喜んでいただくその一心です。そのために万全な状態で撮影に臨めるよう日常生活にも気を使うようになりました」  そして桃太郎侍は、5年の長きに渡り愛され続け、人々の記憶に残る娯楽時代劇の金字塔となるのです。  「力強い所作、圧倒する殺陣。絶対的に強い正義の味方をいつの時代も求めていると思います。そういう人間を自然と演じられるのが、時代劇の面白いところです」  強く華やかな桃太郎侍は、時代劇ならではの正義の味方ではないでしょうか。時代劇の魅力がたくさんつまった桃太郎侍。是非ご覧ください!

 

 

 

■プロフィール

役者/高橋英樹

たかはし・ひでき 1944年2月10日生まれ。日活ニューフェイス5期生として日活入社。『男の紋章』シリーズ、『伊豆の踊子』など多数の映画や時代劇、ドラマに出演。『高橋英樹のおもしろ日本史』を上梓。

 

 

インフォメーション

高橋英樹『桃太郎侍』

■CS(292ch)時代劇専門チャンネル「桃太郎侍」シリーズ
毎週月~金曜よる7時放送中
※放送日、時間はお問合せ下さい。
【問】0570-200-262(日本映画衛星放送)10:00~18:00

 

 

 

 

 

 


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