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年齢を苦に立ち止まったら、人生なんて面白くない。時分どきの花を咲かせればいい 2015.04.20
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ロングコートに身を包み、現場に颯爽と現れた藤竜也さん。男の渋さと洒落っ気が調和し、ダンディーという言葉が当てはまります。「飽きることはない」と話す俳優業への思い、そして主演する北野映画最新作『龍三と七人の子分たち』について話をお聞きしました。

 

■煩悩のなかを漂っているからこそ、役者の仕事が務まる

 「若い頃は、年を取れば人間が出来てくるものと思っていました。73歳になりましたが、いまだに煩悩のなかを漂っています(笑)。幸い俳優という仕事には、この苦悩も必要なんですよね。悟ってしまったら、坊さんの役ぐらいしか務まらないですから」  小気味よくジョークを交えて語る藤竜也さん。代表作のひとつ『愛のコリーダ』(76年公開)は今も語り継がれる映画。近年は話題の映画だけでなく若手監督の作品に出演。4月からは「木曜時代劇『かぶき者 慶次』」(NHK総合)傾奇者・前田慶次の晩年を演じるなど、精力的に活動しています。

 「時分どきの花ってあるじゃない。若い頃とは色も形も違いますが、今しか見せられない美しさがある。それに年齢なんかを苦にして立ち止まっていたら、人生面白くないじゃない。だから年なんか気にしないで、もっと図々しくやればいいと思っていますよ(笑)」

 ■北野映画に初出演!平均年齢72歳のキャストが大暴れ

 滲み出る男の色気、妥協のない役作りにより、多くの監督が信頼を寄せる藤さん。そんな藤さんに今回オファーしたのが北野武監督でした。4月25日に公開される『龍三と七人の子分たち』では、元ヤクザの親分である龍三を務めます。藤さんは北野作品への出演は意外にも初。オファーが来たときは「出てくれ詐欺」じゃないかと思ったそうです。

 「北野監督から声をかけられるとは思ってもいなかったから。好きな作品も多いし、独特なカメラ回しやカット割りが魅力ですよね」  ヤクザ稼業から引退した龍三。いまだに木刀を握り鍛錬を重ねるものの家族からは煙たがられ、かつての仲間も金と居場所を失う始末。そんなとき、龍三はオレオレ詐欺にひっかかってしまいます。龍三は7人の仲間を集め、若者詐欺集団に立ち向かう─。  「ジジイ8人の平均年齢は72歳。実に気味の悪い撮影現場でしたね(笑)。新しい切り口の作品ですが、北野監督ならやってくれるという期待感がありましたね」

 〝俺たちに明日はない〟と言わんばかりに大立ち回りする8人、高齢化社会が抱える問題を浮き彫りにするブラックジョーク。北野映画の前作『アウトレイジ ビヨンド』とは一線を画す、笑いと壮快感に満ちたエンターテインメント作品に仕上がっています。  「拳銃やカミソリ、五寸釘などの武器を手にし、ジジイたちは真剣に相手に向かっていく。それが北野監督の手にかかるとコミカルにも、ヒーローのようにも映し出される。エンターテインメントの魅力が詰まった、世代に関係なく楽しめる作品になったと思います。  俳優にとって一番の勲章は『作品を面白かったと言っていただける』こと。ギラギラしていた若い頃は、こんなこと思わなかったんですけど(笑)」  俳優生活54年、日活入社以来ずっと映画と共に人生を歩んできました。俳優として熱い想いが込み上げます。

 「昔と比べれば、現場も撮影技術も随分と変わりました。ですが、監督がメガホンをとり、スタッフと俳優とで作品を作り上げる映画の醍醐味は変わりません。それに素晴らしい感性を持った監督や俳優がどんどん出てきます。僕自身は大した人間じゃないから、こうした人との仕事は本当に刺激になりますね。体が動く限り…、たとえ体が動かなくなっても声をかけていただける限り、続けていきたいですね」

 

 

■プロフィール

俳優/藤竜也

ふじ・たつや 1941年中国北京生まれ。日本大学芸術学部演劇科在学中に日活にスカウトされ、『望郷の海』(62年)でデビュー。『野良猫ロック』(70~71年)シリーズアクションスターとして活躍。国際的に話題を集めた『愛のコリーダ』(76年)、昨年は『私の男』『柘榴坂の仇討』など話題作に出演した。

 

 ■インフォメーション

「龍三と七人の子分たち」

 4月25日(土) 全国ロードショー!

■監督・脚本・編集/北野武
■出演/藤竜也、近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、

      品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健他

 

 

 


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