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人生の達人

愛する「千住」を活気づける 2008.02.03
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山とスキーで培った心と体と広がり続ける地域の人との輪

岡本行央さん

 隅田川初の架橋「千住大橋」。数年前に改修され、昭和2年に竣工した時の親柱が復元されました。その立て役者が、今回ご登場の岡本行央さん。

 千住河原町に江戸時代から続く岡本さんのお宅は、自宅前の旧陸羽街道沿いに栄えていた青物市場、通称「やっちゃ場」で商いを営む問屋でした。

 「昔の問屋の屋号の看板を当時の配置通りに街道沿いの家々に取り付けてもらったんです。仲買人や小売商等沢山の人々で通り抜けも困難だったと聞く、やっちゃ場の繁栄を少しでも伝えたくて」

 50歳になった時、仕事中心の生活から町の活動に重点を少しシフトし、現在は「千住大賑会・河原」の代表を勤めます。

 「江戸時代の千住は縦に長く、宿場町として栄えていた場所。その原動力が、やっちゃ場と千住大橋なんです。大橋の改修に当っては、橋の親柱やそこに配されていた街灯など、細部にもこだわり、少しでも当時の面影を漂わせたかった。橋のライトアップ等も敢えてしていないんです」

 松尾芭蕉が深川の芭蕉庵を出て最初に上陸したのが千住だった事から、矢立初の地としてもアピール。元は船着き場だった大橋際に、千住大賑会・河原が東京都河川部や足立区の担当者と夢を語り合いながら建てた土地の由来を説明する看板が並び、楽しい展示スペースになっています。

 岡本さんの自宅隣には「千住宿歴史プチテラス」と名付けられた土蔵の無料ギャラリーが。その他にも廃材を利用したベンチや鉢植えが街道の至る所に趣きを添えます。これらは岡本さんの手によるもの。このような活動に触発されて、近隣の皆さんによる清掃活動も活発だと言います。

 「自分たちが生まれ育った町だから、より町の個性を出して、ここで育っていく子どもたちのために環境を整えたい…。町興しと言うよりは、住んでいる人の心が見える町づくりです。一度見て満足する観光地ではなく、何度も訪れたくなる町、何だか分からないが、自然と足が向いてしまう千住が目標」

 いきいきとアイディアや計画を語る岡本さん。この芯が一本通った性格は高校時代からはじめた山とスキーで培われたと言います。

 「山は不屈の精神を養ってくれますし、山で繋がった人の和は崩れることがない」と笑顔で語ります。近い将来の目標は都市開発が進む千住大橋駅周辺。子どもたちが夢中で駆け回ることができ人々の交流と夢、想い出が育まれる居住空間。建設を目指して、日々アイディアマンの本領を発揮する岡本さん。

 「大人が子どもの頃を思い出すことでより良い環境が作れるはず。夢は尽きません」

 千住の町はさらに輝きを増します。

PROFILE

岡本行央さん(おかもとゆきてる)

1940年、足立区千住河原町に生まれる。2002年に千住大賑会を結成。65歳で定年を迎え、それを機に千住を蘇らせる活動に力を注ぐ毎日。

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