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人生の達人

主婦発明家 2008.08.06
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・中沢信子さん

 10年間で400万足を売り上げた『初恋ダイエットスリッパ』。この超大ヒット&ロングセラー商品は、家族のある一言がきっかけで生まれたものでした。

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  国内外を問わず、幅広い世代の女性に絶大な支持を誇るかかとの部分をなくしたスリッパ。『初恋ダイエットスリッパ』が大ヒットした当初は全国の会社や学校、病院などから注文の電話が鳴りやまず、追加生産に追われて息つく暇もなかったそうです。その発案者の中沢さんは、小さい頃から物を作ることに興味があったといいます。

 「最初の発明品は、小学生の頃に門松で作った『草取りシャベル』(写真下)。家が農家だったので、よく手伝っていた草取りを何とか楽にできないかと、半年かかって作りました。

 結婚してからは専業主婦でしたので、家事や子育てをしながら夜中にこっそり試作品を作っていました。必ず長期間自分で使ってみて、納得できるまで改良を重ねます」

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 ダイエットスリッパ誕生のきっかけは、寝たきりの義母を引き取ったこと。 

 「一日中家にいることが多くなり、ストレスによる過食で10kgも太ってしまったんです。腰痛も悪化し、お医者さんに運動して痩せなさいって言われたの。でも家で体操しようと思ってもわざわざしないのよね。義母は『家事を一生懸命やれば充分ですよ』って(笑)。後から思えばその言葉に感謝しています。その一言で普段の生活に運動を取り入れようと考えました。台所で高い所にあるものを取ったりするとき、背筋を伸ばすでしょ。それがつま先立ちになり腰が伸びてとても気持ちいいことに気づいたんです。でもつま先歩きはすぐ疲れてかかとが下りてしまい、なかなか長続きしない。なんでだろうって足元をみたらスリッパが長かったの。もしかしたら、かかとをなくしたらつま先歩きできるんじゃないかって閃いたんです。初めはかかとを切り過ぎたり、底がぺったんこになりつま先立ちが出来ないので、中にクッションを詰めて高くしたり…。手が痛くなるほど裁断・縫製を繰り返してできたスリッパを履いて歩いたら、ふくらはぎが筋肉痛に…。そのうちに体が引き締まってきて姿勢も良くなり、腰痛がなくなったんです。これはダイエットになる! 履くだけで運動になるから、自分のために時間を使えない人に喜んでもらえるはずだって確信しました。製造を頼みにいったスリッパ屋さんには、『型代や生地代だけでもとてもお金がかかりますよ、主婦がそんなこと辞めなさい』といわれたんです。でも自分の考えたものが商品になり、それを喜んでくれる人がいたらとても嬉しいし励みにもなる。だから、誰かの役に立つものを発明したい! って思うんです」

 

 

かかとの部分がない『初恋ダイエットスリッパ』を履くと自然に正しい姿勢に。手作りなので丈夫に縫製されている。

 

<プロフィール>

中沢信子 Nobuko Nakazawa

 1944年熊本県生まれ。専業主婦をしていた頃に『初恋ダイエットスリッパ』、『女優さんのおもいっきり手袋』などを発案、数々の大ヒット商品を生み出す。現在は、アイデア工房阿蘇山代表取締役社長。社団法人発明学会会員。

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