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人生の達人

映像による地域振興・観光隆盛のカリスマ 2009.03.27
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『神戸』という街に恋をした。
素敵な恋人を自慢して回っている、そんな感覚なんです。

 
 『映像』をひとつの切り口として、神戸の魅力を全国に発信している田中まこさん。大阪で生まれ、中学から高校の多感な時期を兵庫・西宮で過ごしました。国際基督教大学卒業後は、東京でテレビやラジオの番組制作に携わり、忙しい日々を送ります。そんな田中さんの人生を一変させたのは、1995年に起きた阪神淡路大震災でした。
 
 「西宮に住む私の家族は無事でしたが…、あの強烈で凄惨な光景は、一生忘れられません。家族を連れて東京に戻ってからも、頭から離れませんでした」
震災から三年。「神戸に元気を取り戻すにはどうすれば良いか」。神戸市役所から相談を受けたことを機に、田中さんはついに決意します。東京での仕事を全て辞め、神戸に居を移し、神戸の復興に身を捧げることにしたのです。

 

 「街を元気にするのは『人』です。どんなに素晴らしいお店であっても、お客様が来なければ成り立たない。人が集まれば『仕事』が生まれ、仕事は人に生きる術と活力を与えます」 
 
 神戸に人を集めるには…? 悩んだ末、辿り着いたのが『映像』。映画等の撮影支援を行う公的機関『神戸フィルムオフィス』を設立します。神戸で頻繁に映画やドラマの撮影を行うことが、観光集客力の強化に繋がると考えたのです。日本ではまだ例のない試みだったからこそ、当初は神戸の人々の理解を得られませんでした。しかし次第に田中さんの熱い想いが伝わり、誰もが進んで協力してくれるように。今では日本全国に100以上ものフィルムオフィスが存在しています。
 
 「神戸は映像化するのにふさわしい街です。関西の奥座敷と呼ばれる有馬温泉があって、六甲山や須磨のように風光明媚な自然にも恵まれていて、上質で洗練された都会もある。何でも揃っているんです。それに、映像には特殊な力があります。単なる住宅街も、通学路でしかなかった川沿いの道も、カメラで切り取ると美しい絵画になる。映像を通じて、神戸の人も街の素晴らしさを再発見でき、誇りに思えるようになるんです。私自身、知れば知るほど、神戸という街に魅了されていきました」。

 

 復興の旗を掲げ、使命感から始めた活動は、いつしか生き甲斐に。田中さんを始めとした多くの人々の尽力により、神戸の人口は震災以前を上回りました。これまでの実績を評価され、田中さんは2003年、国土交通省から観光カリスマに選定されます。
 
 「この素晴らしい街を、皆に自慢したい。その一心でやってきたことだったので、本当に驚きました(笑)。その結果として、一人でも多くの方が神戸を訪れてくださるのなら、こんなに嬉しいことはありません」
 
PROFILE
田中まこさん/映像による地域振興・観光隆盛のカリスマ
『神戸フィルムオフィス』代表。2003年、国土交通省・観光カリスマに選ばれる。全国フィルムコミッション連絡協議会副会長、アジア・フィルム・コミッション・ネットワーク副会長など務める。

 

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