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人生の達人

ノンフィクション作家/松原惇子さん 2010.10.26
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老いを感じたら、そこからが人生の本番。自分のためではなく、人に還元していく生き方を

 

 「30代の頃は、60代の自分を想像して不安に駆られていました。実際に60を越えた今、何の不安もなく、毎日充実しています」
 ベストセラー『クロワッサン症候群』などの著作で知られるノンフィクション作家の松原惇子さん。今でこそいきいきと輝いていますが、若い頃は何が幸せなのかわからず、もがく日々でした。大学を卒業し、結婚したものの離婚。その後さまざまな職業を渡り歩き、28歳でアメリカへ留学。32歳で帰国すると、すでに周りは結婚し、家庭を持っていました。未だ道の見えぬまま、自分だけ不安定な生活を送っている…。そんな中、松原さんは小さなマンションを購入。さまざまな縁により、そのいきさつを一冊の本として出版することに。38歳で家を買った理由、老後への不安…。文章は素人でも、シングル女性のとことん本音の内容が共感を呼び、大ヒット。作家デビューを果たします。以来、次々と仕事が舞い込み、忙しくも充実した日々です。
 しかし50歳を越え、ふと疑問が浮かびます。欲しい物は全て手に入れたけれど、このまま年をとることが本当に幸せだろうか…。
 「年と共に、失うものが増えていく。親や友達、経済力、若さや体力…。それに気付
いたとき、生き方を変えることにしたの。これからは少しでも、人や世の中のためになることをしたいと思ったんです」
 1998年、松原さんはシングル女性の今と老後を支援するNPO法人『SSS(スリーエス)ネットワーク』を設立。設立当初は20人だった会員が、今や1000人にまで膨れ上がりました。SSSの活動は松原さんのライフワークとなります。
 「会員は50代~60代の女性で、仕事を持つ方から専業主婦の方までさまざま。既婚か未婚かという分け方はしていないの。『自分は一人だ』という意識のある方ならどなたでもOK。夫や子どもがいようと、最後はみんな一人になるんですから」
 災害時に会員同士で助け合うシステムや、介護や病気、金銭問題などが生じた際の勉強会も充実。しかしもっとも大切なのは、『仲間がいること』。一人ぼっちを推奨す
る会ではなく、むしろ人と積極的に関わっていくためのコミュニケーションの場なのです。
 「話し相手がいて、不安を共有できるだけで心がスッと軽くなるんです。不定期で催しを開くんですが、初対面でもワッと盛り上がります。仏頂面だった人が帰るときには別人のように晴れやかな笑顔(笑)。友達を作りに来てる人がほとんどよ」松原さんは忙しい合間を縫い、自ら作詞・作曲した歌『エストロゲンがたりない』でCDを制作。印税で老人ホームを建てようとSSSで盛り上がっているのだそう。
 「あるかどうかわからない老後を過剰に心配するより、今をめいっぱい楽しむ方が大
切ですよ」。

 

◆資料請求は、『NPO法人SSSネットワーク事務局』

03‐3794‐9630まで。

 

松原 惇子さん PROFILE (まつばらじゅんこ)
'47年埼玉県出身。ノンフィクション作家。『女が家を買うとき』でデビュー、『クロワッサン症候群』『「ひとりの老後」はこわくない』等、著書多数。NPO法人『SSSネットワーク』代表。


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