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なるほど!知っ得 からだの知識

第1回「胆石と言われたら…」 2007.02.06
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 最近は検診で胆石(胆のう結石)を発見される方も多くなりました。胆のうは肝臓にくっついている袋状の臓器で、脂肪の消化を助ける胆汁という消化液を貯めておく働きがあります。胆石は胆汁中のコレステロールの割合や細菌感染などが原因と考えられています。胆石はふくよかで美しい中年の女性に多いといわれていますが、男性にもみられます。胆石があると右わき腹や胃の辺りが差し込むように、または背中に抜けるように痛みます。転げまわるほど激しい痛みのことも、鈍い痛みのこともあります。痛みは通常、食後3時間前後に起こることが多く、脂っこい食事やアルコールの摂取の後に起きやすいといわれています。

 胆石症そのものは良性の病気です。全く症状がなければ、ほとんどの場合治療の必要はありません。ただし、まれに胆のう癌を合併することもありますから、定期的な検査が必要です。特に70歳以上の方は要注意です。

 胆石症の主な合併症は急性胆のう炎で、発熱と持続する腹痛が主な症状です。重症化すると胆のうが破裂したり、敗血症になったりすることがあります。急性胆のう炎はいつ起こるかわかりません。重症化をさけるには治療のタイミングを適切に判断することが大切です。

 胆石症で痛みや胆のうの変形がある方は手術が必要です。手術は腹腔鏡下手術が標準術式です。おなかに数か所の小さな傷をつけ、その傷からおなかの中に器械を差し込んで胆のうを丸ごと取り去る手術です。この方法ですと、従来のような大きくおなかを切る開腹手術に比べて傷が小さくて済み、そのため痛みが少なく社会復帰も早いのです。私が担当した患者さんの中には「月曜日に手術を受けて土曜日にはゴルフをした」という方もいらっしゃいます。

 腹腔鏡下手術は繊細な技術を要する手術です。何度も発作を起こしたり胆嚢炎を繰り返したりすると手術の難易度が高くなり、開腹手術が必要になることもあります。治療の適切なタイミングを逃さないためにも、普段からよく相談できるかかりつけの医師をきめて定期的な検査を受けておくことをおすすめします。

 

梅澤昭子先生

医療法人社団あんしん会

四谷メディカルキューブ

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