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なるほど!知っ得 からだの知識

第11回「胃内視鏡検査の上手なうけかた」 2007.09.27
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「胃内視鏡検査は辛いと聞いたのですが、楽にできないのでしょうか?」

 これまでの内視鏡は9mm径程度のものが主流でした。これを飲み込んだ状態で、観察のため胃が膨らまされ、検査が続く数分の間我慢するのは、通常は「辛い」ものです。これを楽に受けるポイントがいくつかあります。

① 細い内視鏡の方が楽になります。現在は5~6mm径程度の細径の内視鏡で十分に画質が良くなっています。機能には制約があるため、検査目的によっては太い内視鏡が必要なこともあります。

② 鎮静剤を使うと楽になります。鎮静剤の使い方(種類や量)によって印象は大きく異なります。使用量によっては呼吸が抑制され、血圧低下などもおこりうるため、慎重にモニターしながら使います。意識がなくならない程度で、検査中は力が抜けた状態となり、1時間程度で回復するなら、丁度よいレベルでしょう。それでも、検査後に自動車運転はできません。

③ 検査中に脱力できるようになると楽になります。体の力をゆるめることができると、内視鏡の抵抗感が軽減します。力がはいり、のどを狭めると、内視鏡を動かす操作で違和感が増強しますが、検査医も操作しにくくなり悪循環となります。また内視鏡を強く吐き出そうとするような動作は、苦痛がかえって増悪するだけでなく、粘膜に損傷をきたす危険すらあります。

「鼻から入れる内視鏡はどうなのでしょう?」

 直径が5mm程度の内視鏡は鼻から入れることが可能です。嘔吐反射がおきやすくなる部分にあまり触らずに通過させることができるため、検査中に口がふさがれず、話ができるという利点があります。一方、検査の前処置として、点鼻薬や鼻の麻酔が必要となり、挿入部位を慎重に選ぶ必要があり、多少手間がかかります。鼻腔が広くない方は、内視鏡の出し入れを強く感じますし、検査できないこともあります。また、検査後に鼻出血をおこすことが僅かながらあります。

 これらのことから、特にのどが敏感な方で、鼻腔に狭窄のない方が、観察目的の内視鏡を行なうときであれば、よい方法となります。なお、鼻から入れる実用的な胃内視鏡ができたのは最近のことですから、まだ導入していない施設も多く、検査を受ける前に実施可能かどうか確認されることをお勧めいたします。

伊藤慎芳先生

医療法人社団あんしん会  
四谷メディカルキューブ

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