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なるほど!知っ得 からだの知識

第15回 「帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛」 2008.01.17
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■帯状疱疹について

 帯状疱疹は、体内に潜伏していた水ぼうそうのウイルスが原因でおこる病気です。神経の奥深くで眠っていたウイルスが、体の抵抗力が低下したときに、ある1本の神経に沿って増殖して広がっていきます。このとき神経が炎症をおこし、痛みとして自覚されます。この時点で病院にいってもなかなか診断がつきません。その後、数日でウイルスの増殖が神経の末端の皮膚まで到達すると発疹(ほっしん)ができ、帯状疱疹とはっきり診断がつきます。発疹は、赤い小さな発疹が数個できるだけの人もいれば、水疱(水ぶくれ)が大きくひろがる人もいます。普通は身体の片側の一部分だけにできるのが特徴です。部位としては、胸背部が比較的多いものの、頭のてっぺんから足の裏までどこにでもできる可能性があります。

■帯状疱疹後神経痛とは

 帯状疱疹の発疹は、色素沈着を残すことがあるものの、たいていは数ヶ月で消えます。ところが不幸にして、皮膚に痛みだけが残ってしまうことがあるのです。これこそが厄介者の帯状疱疹後神経痛です。ウイルスが増殖して神経に炎症を起こした際に、神経を傷つけて変性させてしまったことが原因です。触っただけ、服がこすれただけで痛むことさえあります。帯状疱疹後に持続する痛みをいつから帯状疱疹後神経痛というか明確な定義はありません。しかし発症後2ヶ月たっても痛みが続くようなら、その後も痛みが残る可能性はかなり高いと考えるべきでしょう。

■治療方法

 帯状疱疹になったらできるだけ早く治療を開始すべきです。皮膚科や麻酔科(ペインクリニック外来)を受診し、ウイルスの増殖を抑える薬や消炎鎮痛薬の内服、あるいは神経ブロック治療をおこない、神経の炎症や変性をできるだけ抑えることが大切です。特に高齢者は、帯状疱疹後神経痛に移行しやすいので治療を急ぎましょう。

 帯状疱疹後神経痛に対しては、完全な治療法がないのが現状です。神経の伝達を押さえて痛みを緩和することが治療の中心になります。治療薬としては抗うつ薬が比較的有効です。神経ブロックにより痛みが緩和する人も多く見られます。また保温や心身活動で痛みが軽減するという特徴があります。したがって、ゆったりと入浴したり、外出したり、あるいは人と接したりするように努めましょう。

浅野克則先生

医療法人社団あんしん会

四谷メディカルキューブ

 

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