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なるほど!知っ得 からだの知識

骨盤臓器脱をご存知ですか? 2009.01.16
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 「骨盤臓器脱」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか? あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、実は中高年の女性にたいへん多い病気の名前です。

 女性の骨盤内にある子宮、膀胱、直腸といった臓器は骨盤底筋群という筋肉によって支えられているのですが、出産や加齢などにより、この骨盤底筋が傷ついたり緩んだりすると、支えを失った骨盤内臓器が膣をめがけて落ちてくることがあります。重症の場合は膣が体の外にめくれ出る状態になり、昔は「なすび」などと言われていたこともあるようです。これが骨盤臓器脱なのです。

 この病気の症状には「膣のあたりに異物感がある」「おなかの中で何かが落ちてくる感じ」といった不快感や、排尿、排便障害などがあります。特徴的な症状は、午前中よりも午後に調子が悪くなる、横になると症状が楽になるということです。骨盤臓器脱は重力に伴って骨盤内の臓器が膣内に落ち込むので、長時間立っていたり、重いものを持ったりして腹圧がかかることにより、症状の悪化が見られるのです。

 治療方法には大きく分けて保存療法と手術療法があり、症状が重い場合は手術療法が効果的です。従来は緩んだ膣壁を縫い縮めるという方法が主に行われていましたが、弱った組織を使って修復するので再発率が高い手術でした。最近はメッシュを使用する新しい手術が開発され、長期での再発率はまだわからないものの、短期成績は非常に優れています。

 骨盤臓器脱は命に関わる病気ではありませんが、自然に治ることもありません。放置すると進行してしまう疾患ですので、症状が気になる方は専門医療機関に相談されることをお勧めします。また、当院では不定期で骨盤臓器脱の無料電話相談を行っています。なかなか受診しづらいという方は、こういった機会を利用するのもよいでしょう。相談日時はホームページでご案内しています。

嘉村康邦 先生

医療法人社団あんしん会 
四谷メディカルキューブ

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