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なるほど!知っ得 からだの知識

第39回イビキの健康被害シリーズ~1~「糖尿病」 2009.12.02
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 最近、イビキと糖尿病の関係が話題になっています。イビキがひどくなると、睡眠中に呼吸がたびたび止まるようになりますが、これは、睡眠時無呼吸症候群(略称:SAS、サス)という病気です。この病気になると、糖尿病になりやすいというのです。すでに糖尿病の人では、病気が悪化し、血糖低下薬の効き目も悪くなります。
 SASの原因は、上向きに寝ると舌の根元(舌根)が喉に落ち込み、空気の通り道(気道)を塞ぐことです。普段は、舌を引き上げる筋肉が呼吸のたびに舌を引き上げ、空気を通すのですが、眠ると筋肉の働きが弱くなり、舌が上がらず喉が狭くなります。そこを空気が通るとイビキが出ます。舌で喉が塞がったままだと無呼吸です。寝ている本人は気付きませんが、首を絞められているのと同じ状態です。息が止まるのですから、酸欠状態になり、糖尿病を引き起こし、悪化させます。
 と言うのも、酸欠の危険を感じた脳は、呼吸を強くする神経(交感神経)を興奮させ、横隔膜などの呼吸筋を激しく動かします。交感神経は、体の動きを活発にする神経でもありますので、エネルギー源である血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)を高くします。眠って体を休めているときは、通常は血糖値が下がるのに上昇しっぱなしですからたまりません。ついには血糖値が下がらない糖尿病になるのです。
 無呼吸を治療すると、血糖値が改善し、糖尿病薬の量が減り、薬が不要になることもあります。無呼吸を治療することは、血糖が気になる人や、糖尿病の人にはとても大切なことなのです。
 治療法には、寝るときに鼻に特殊なマスクをして、その中にポンプで空気を送り、空気圧で舌を持ち上げる方法(CPAP、シーパップ)と、マウスピースがあります。
また、舌を持ち上げる筋肉の働きを良くするサプリメントがあります。特許製法による特殊なコエンザイムQ10で、臨床試験も行われています。睡眠時の呼吸を楽にするので熟睡できます。疲労、動悸・息切れにも効果があります。
 患者の会であるNPO法人 SASネットでは、会員に無呼吸に関する情報を無料で提供し、専門病院を紹介しています。

 

渡邉了之 先生
NPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク(略称:SASネット)副理事長、薬剤師。
入会金、会費は無料。ご入会はホームページから(SASネットで検索)
TEL:03-5806-1543
http://www.sas-j.org

 

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