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なるほど!知っ得 からだの知識

なるほど!知っ得からだの知識 2011.01.11
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■イビキは、疲労回復を妨げる

 

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 年末は、大掃除やお節料理作りなど、家事が多くて疲れます。仕事も忙しく、忘年会が続いたりして大変です。グッスリ眠って疲労を回復したいところですが、イビキをかくと、疲労回復どころか、かえって疲れるのです。イビキは眠っている証拠。どんどん疲労を回復しているように思えます。でも実際は、違うのです。

 

 イビキは、喉でかきます。眠った時に舌の奧(舌根)が引力により喉に落ち込むと喉が狭くなります。そこを無理に空気が通ると、喉の粘膜が震えてイビキが出ます。喉が狭ければ狭いほど、イビキは大きくなります。大イビキの場合、喉が大変狭くなっているので、空気が通りにくく、呼吸が十分に出来ません。このため、血液中の酸素の量が減り、酸欠状態となります。

 

 酸欠になると、危険を察した脳は、呼吸を活発にする指令を出すため目覚めるので、眠りが浅くなり、熟睡できません。それだけではありません。息を必死に吸い込もうと呼吸筋が懸命に働くため、疲れてしまいます。これでは、疲労回復どころではありません。
 

 大イビキの方で、喉が舌根沈下により完全に塞がれると、呼吸が止まります。これが睡眠時無呼吸症候群(略称サス、SAS)という病気です。生活習慣病の原因として重要視されています。

 

 大イビキやSASの治療法は、舌根を引き上げることです。病院でシーパップという特殊なマスクを貰い、それを鼻につけて寝ます。マスクの中にポンプで空気を送ると舌根が空気圧により上がり、イビキが静まります。

 

 エネルギーを効率的に作るサプリメント、活性化コエンザイムQ10は、吸収が非常に良く、筋肉内でエネルギーを作り出すので、舌根を引き上げる筋肉の働きが若い時のように良くなり、喉が広がりイビキが静まります。活性化コエンザイムQ10の摂取は、エネルギー不足による中高年の活力低下や健康にも役立ちます。

 グッスリ眠って疲労を回復するため、ぜひイビキ対策をしたいものです。それが生活習慣病にも良いのです。

 

 SASのことは、患者の会であるNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク(略称SASネット)のホームページに詳しく書かれています(SASネットで検索)。

 

 

◆渡邉了之 先生
NPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク(略称:SASネット)

副理事長、薬剤師。入会金、会費は無料。

ご入会やお問い合わせは、ホームページから(SASネットで検索)
http://www.sas-j.org

 

 

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