アクティブなシニアライフを応援する情報サイト

素敵に年を重ねる’あなた’のための応援サイト
Home

文字サイズ変更

  • 標準
  • 大

はいからCHANNEL インターネットTV
はいから大人の部活
遺言アプリ100年ノート


メディアのご紹介

  • 季刊誌はいから
  • 新聞はいからエスト

好評連載コラム

なるほど!知っ得 からだの知識

「噛める入れ歯」の大切さ 2012.02.16
Share

「噛める入れ歯」の大切さ

【なるほど!知っ得からだの知識】一覧はこちら 

 

 

 食生活が豊かになるにつれて軟かい食品の摂取が主流になってきた現代では、食事にかける時間が昔に比べて大きく減っているそうです。神奈川歯科大学の調査によれば、昭和初期には1回の食事に平均20分かけていたのに対し、現代では10分程度といいます。これは噛む回数にも影響しており、1回の食事における噛む回数は、昭和初期の約1500回に比べて、現代では約600回で半分以下にまで減少しているとのことです。

 

 近年、「よく噛んで食べる」ことには、食べ物を飲み込みやすくすることの他にも健康に役立つ様々な効果があることが明らかになり、医療・歯科医療・介護の現場で、その大切さが再認識されてきています。

 

 例えば、よく噛むことによって唾液の分泌量が増加しますが、唾液に含まれている様々な物質は全身の健康に影響し、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を抑制するといわれています。また、味わって食べることによって消化液やホルモンの分泌が促進され、胃腸の働きが円滑になるとされています。一方、十分に噛めない状態は、認知や記憶、全身的な運動能力などの低下を招く原因となり、高齢者に対する疫学調査では、転倒による骨折の発現率に影響すること等が報告されています。

 

 極端な例ですが、寝たきりのお年寄りが入れ歯を入れて噛めるようになったところ、意欲や記憶力が向上し、歩けるほどに元気になったという話まであります。噛むことが脳を刺激する可能性は昔からいわれていましたが、最先端の研究では、噛むことによる脳血流の増加や入れ歯の装着による大脳皮質の活性化が報告されています。

 

 食事の際に噛む回数の目安としては、一口30回以上が健康に良いと考えられています。入れ歯が合わないために噛みにくい食品を避けて偏食になったり、十分に噛まずに飲み込んでしまうような場合には、消化器系に多くの負担をかけるだけでなく、心身の健康にも影響を及ぼします。入れ歯の問題は、一時的に安定剤でしのいだり、放置して悪化することはあっても、治ることはありません。入れ歯で長くお悩みの方は、専門的な知識をもった歯科医院に一度ご相談して、根本から原因を見直してみては如何でしょうか?


 

 

荒川一郎 先生/歯学博士
入れ歯専門歯科ハイライフグループ歯科医師
日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第1講座 元講師
■ハイライフグループ都内医院【全国5医院】
デンタルオフィス日本橋:電話03-6202-1118
デンタルオフィス経堂:電話03-6804-4108
ハイライフ池袋:電話03-5546-2269
http://www.hilife-group.com/

 

 

【なるほど!知っ得からだの知識】一覧はこちら


Back PageTop

  • 会社案内
  • プライバシーポリシー
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 広告掲載のご案内