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森永卓郎さんのちょっと賢い年金生活

【第39回】SF商法に気を付けよう 2015.06.29
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 【森永卓郎さんのちょっと賢い年金生活】一覧はこちら

国民生活センターが、SF商法の被害が急増しているという報告をまとめました。SF商法というのは、かつて「新製品普及会」という団体が開発した悪質商法の一種で、「会場や仮設店舗などに人を集め、日用品等をただ同然で配って雰囲気を盛り上げた後、高額な商品を売りつける」というものです。国民生活センターが受け付けた昨年度の相談件数は、前年比で16%も増えており、平均の被害金額は170万円に及んでいます。

SF商法の大きな特徴は、被害が高齢者に集中していることです。国民生活センターの集計でも、被害者の8割以上が70歳以上の高齢者になっています。時間に余裕がある高齢者は、商品が無料でもらえたり、とても安く買えたりすると、SF商法を行う業者のところに通い詰めてしまいます。そのたびに、業者は言葉巧みに人間関係を深めていきます。一人暮らしで寂しい思いをしていると、なおさら業者と仲良くなってしまうのです。
そして、人間関係が深まり、頼みごとを断りにくい状況になった段階で、高額商品を売りつけてくるのです。

昔のSF商法は、暗い会場に大勢を集めて、ただ同然で日用品などを配り、冷静な判断ができない興奮状態のなかで高額商品を買わせていました。だから、冷静に戻って、契約に関する法定書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリング・オフができました。
ところが、いまは長い時間をかけて人間関係を作るようにSF商法が進化したため、なかなかクーリング・オフを切り出せないケースが多いのです。なかには、大金を支払いながらも、被害そのものに気づかないケースさえあります。

ですから、普段から家族がお年寄りに目配りして、何かおかしな買い物をしていないか気を付けるようにしましょう。被害にあいやすいお年寄りの特徴は、「お人好し」なので、そうした人の場合は特に注意が必要です。

■ PROFILE

森永卓郎 1957年東京生まれ。経済アナリスト。東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現JT)、経済企画庁、民間シンクタンクなどを経て、獨協大学経済学部教授に。多数の著書を手掛け、「年金は60歳からもらえ」(光文社)を監修。ペットボトルの蓋などB級グッズコレクターでもある。コレクションを展示する博物館(B宝館)を新所沢に2014年10月に開館!


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