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編集部だより

素晴らしき出会い(だっけ?)2 2008.02.15
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それから何だかんだ二人は仲良くなり、(なんせ家が隣なのでスクールバスを降りるところが一緒)二人の家の近所にある森の中に、『テラビシア』という二人だけの空想の王国を創り上げます。そこではいつも大冒険が繰り広げられるのです。二人はその王国の王様と王女様でした。現実の世界にはいない異形な形をしたモンスターたちが次々と二人に襲い掛かってきますが、二人はいつも機転を利かせてそいつらを撃退し、テラビシアの治安を守ります。
 
そこでは二人は無敵。不可能はなく、何でもできるのです。
現実の世界にはあまりにも辛いことが多すぎるけど、その王国では二人は無限の可能性に満ち溢れていました。
 
現実とテラビシアを行き来する楽しい日々を、二人は送ります。現実では相変わらずつらいことが続きますが、ジェスもあの諦めきった目はどこへやら。活発なレスリーの影響を受け、いきいきとした活力に満ち溢れていきます。
 
テラビシアで力を得たジェスは少しずつ殻を破り、現実の世界でも問題を解決するべく、レスリーと共に少しずつ『努力』をし始めます。
 
しかしそんな幸福な日々を過ごす二人に、あまりにも酷く、悲しい出来事が襲いかかるのでした…。
 
 
実際に観ていただきたいのでこれ以上は書かないことにします。
 
この映画のテーマは、『想像力』でした。
どんなにつらい状況下でも、想像力さえあれば人間は楽しく生きていくことができる。
 
誰でも子どもの頃、多かれ少なかれ空想や妄想をして遊んだことがあるはずです。
大人に内緒で自分たちだけの秘密基地を作ったりしていたはずです。私もその口で、自然と一体となった緑溢れる広い敷地を持った公園の片隅に、当然のように秘密基地を持っていましたし、魔法の力も実在すると思っていて、雲の上のどこかには扉があって違う世界につながっているんだと本気で信じていました。ほうきにまたがってめっちゃ踏ん張って、頑張れば空を飛べると本気で信じてました。
道端で猫とすれ違えば、『あれは猫の形をしているけど、それはただの仮の姿で、別の真実の姿を持っているんだ!』(笑)と勝手に決め付けて、友人と一緒に追い掛け回したりしました。
 
まぁ子どもだから許されるアレですけど、まだ心の柔らかい自由な感性を持っていた頃の経験というのは、大人になってからは得がたいもの。子どもを見るとうらやましいとさえ思います。だって彼らは想像力で願いを何でも叶えることのできる『テラビシア』に住んでいるんですから!
 
『テラビシアにかける橋』を魅に行ったとき、私は広告を見た瞬間から『面白そう!』と息巻いて行ったのに、映画館はガラガラであれっ…と思いました。
が、映画が進むにつれてその狭い映画館の中、あちこちから啜り泣く声が…。
もちろん私は嗚咽が漏れそうなほどの本気泣き。
 
この話はもともと、児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞など数々の賞を受賞しているキャサリン・パターソンが書いた児童文学。世界で24ヶ国語に翻訳され、500万部を売り上げました。
作者であるパターソンは実の息子の幼い頃の体験にインスピレーションを受け、この話を書いたのだそうです。つらさとセットの思い出だから、息子は長い間親の書いたその本を怖くて読めなかったらしい、と何かの記事で読みました。しかしこの映画化にあたり、脚本を書いたのはその息子さんなのです。
 
この映画の素晴らしきは、幼い役者たちの演技力。
主人公のジョシュ・ハッチャーソンと、ヒロインのアナソフィア・ロブ。
中心となるこの二人の演技のスゴさが半端ではなかった。
アナソフィアはチャーリーとチョコレート工場の、ジャージ着てガムを咬んでいた目つきの悪いあの女の子です。この子の方が華があって可愛らしく魅力溢れるキャラだったから、この子の演技を称賛する人々が多かったけれども、私はジョシュ(ザスーラのお兄ちゃん役)の演技の方がすごいと思いました。ふてくされた顔や、悔しそうな顔や、たまに見せる年相応な顔や、大人顔負けの諦めの色濃い顔。揺れ動く心を目だけで表現してる。アナソフィアに比べると華がないし地味な感じだったから目立たなかったけれど、まるで本物の『ジェス』であるかのような演技力には頭が下がります。彼が静かに流した涙にはかなりグッと来るものがありました。
 
お父さん役も良かった(ターミネーター2の液体ベースのエージェント役)。そしてジェスの妹役のおしゃまでちっちゃな女の子が、めちゃくちゃカワイイ。本当にカワイイ!!!連れて帰りたい…
 
そして登場人物のひとりひとりがとてもいい味出してる。
心を開くことによって、嫌なことばかりじゃなくて良いことが見えるようになり、嫌な奴の優しい部分もわかったりして、とても良いのです。
 
ともかく、本当に素晴らしい映画だった。児童文学ということで「子ども向け」だと敬遠している方もいらっしゃるかと思いますが、これは現役の子どもよりは、「元」子どもだった大人にこそ響く映画だと思います。
むしろ、大人でなければわからないかも。誰しもが持つ少年少女時代のノスタルジックな思い出が彷佛されると言いますか…
なんか切なさにも似た懐かしさが込み上げてくるような映画です。
 
どっちかというと、女性の方がより染みるかもしれません。
私はさっそく母にしつこく勧めました。ついでにパンフレットを買って来てくれと。するともともと父の方が観たがっていたようで(なぜ?)、ますますヒートアップしている私に水を差すようにハイハイと軽く流しながら、母は父と共に観に行きました。
 
結果的には、母がどっぷりはまりました。父も「面白かった」と言っていましたが、母の方がより深くはまったようです。原作を買う! DVDも買う! と意気込んでおります。おかんも元妄想族ですからね。
 
ともかくもっとたくさんの人に観てほしい映画です。
好き嫌いは分かれると思いますが、私の中の生涯の映画ランキングの1位に輝きました。妄想族の私にとっては全てがツボだったんですよね。。。
想像力って人間だけが持ってるものじゃなかろうか。だったら思う存分活用しなければ。
 
何だか映画会社の回し者みたいになってしまいましたが、興味のある方はどぞご覧ください。
 

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