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編集部だより

シャンシャンなお話し 2008.07.20
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 こんにちは編集部のDです。先日体調を壊し会社をお休みしました。特にやることも無いので一日中ぼーとTVを見ていると次から次へとニュースが流れてきます。14歳の少年がバスジャック?刃物を持って自宅に立てこもり?国交省?談合?天下り?週明けには内閣改造?出版社に在籍しておりながら、ただ単純によくまぁ途切れもせず次から次へとニュースが飛び込んで来るもんだと感心しておりました。チャンネルを変え相撲を見ているとそういえば少し前、「可愛がり」という名のリンチで若い力士を親方、兄弟子らが死亡させるという事件がありました。一日に様々なニュースが流れ込み、あぁこんな事件があったな程度に事件への関心が薄くなってきている自分に気付き、昔何かで聞いたフランスの思想家パスカルの言葉「人間は考える葦である」とも同時に「人間は忘れ行く葦」でもあるなぁと思いました。

 さて今回は「可愛がり」という名のシャンシャンなお話しです。

 私にはM君という非常に楽しく愉快な友人がいます。彼は高校時代剣道部に在籍しておりその性格からか先輩後輩問わず人望があり、特に先輩達からは可愛さゆえのいじられキャラで通っており先輩達はM君に向けしょっちゅうちょっかいを出していました。またM君もそれを楽しく受け入れていました。

 ある日一人の先輩がいつもどおりM君にちょっかいを出しました。先輩はにやにやとM君に近寄り手にはタンバリンを持っています。M君の前まで行くとタンバリンをM君の頭の上に持っていき、勢いつけてM君の頭に被せました。体は剣道着で手には竹刀、そして頭にはタンバリンという独特な風貌になったM君を見て周りは予想通りの大爆笑。しかし今回のM君は少し違いました、いつもなら笑いを取れたことを確認するとさらに周囲を笑わせようとおどけたりするのですが、今回は全く動きません唯一変わるのは彼の表情、今にも泣きそうな顔にみるみる変化していきます。どうやらあまりにもタンバリンに勢いを付けたらしく、タンバリンの内側が彼の頭を激しく圧迫しているのです。周りも異常事態に気付き彼のタンバリンを取ろうと近づきました。その時です。

 ・・・・・シャン・・・・・。・・・・シャン・・・・・。・・・・・・シャン・・・・・・。

 M君が動くたび微かにタンバリンが音を奏でます。周りが一瞬どよめき、しばしの沈黙の後、何人かの堪えた笑い声が漏れてきました。その笑い声は波紋となって徐々に大きく伝染していきます。周りの反応に彼は怒りに駆られ自ら取ろうとタンバリンに手をかけます。「ふんぬー」シャンシャンシャン、「いててて」シャンシャンシャン「取れない取れない」シャンシャンシャン。M君の頭に深く突き刺さったタンバリンは微動だにせず悲しい音色を奏で続けます。自らでは取れないことが分かったのか後輩達に「コレを取れ」と言わんばかりに頭を突き出します。しかし後輩達も笑いが止まらなくそれどころではありません。

 段々と言葉とタンバリンのリズムが合ってきて

 「痛いよ痛いよ」シャンシャンシャンシャン♪「取ってよ取ってよ」シャンシャンシャンシャン♪「ホントに痛いよ」シャンシャンシャンシャン♪

 10分後彼の頭は解放され、三蔵法師にお咎めを受けた孫悟空の気持ちが分かったとか。

 可愛がりも度を過ぎちゃいかんですね。そんなシャンシャンなお話しでした


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