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編集部だより

映画について・その2 2008.10.17
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映画について・その1 つづき

さまざまなメディアにも取り上げられ、それに伴い、幼児ポルノや臓器密売といった深刻な問題に改めて世間の目が注がれることとなりました。

 

さまざまな規制を設けて問題に取り組むも、ネットで簡単にどこへでも繋がれる現代では、取り締まるのはとても難しいと思います。ネット以外にも法律の網をかいくぐって巧妙に子どもを罠に嵌める輩はたくさんおり、知れば知るほど解決への道のりは遠のいていくような気さえします。

 

しかし、阪本監督もおっしゃっていたように、何ごともまずは知ることから。

「知って初めて、表面的な情報の裏側まで思いを馳せることができる」。

 

一人ひとりがこの問題を見つめる目を厳しくしていけば、意識も高まり、少しずつでも世の中の流れは変わっていくのではないでしょうか。自分に何ができるのかを、全国民みんなが考え始めたとき、それは大きな前進に繋がるのではないでしょうか。『闇の子供たち』は、その一歩。まさに『偽物』が『本物』を動かし始めたのだと思います。
 
この映画には救いがない、という意見もありますが、わたしはまったく逆の感想を抱きました。阪本監督がどういう意図だったのかは別にして、わたしはこの映画に一縷の望みを見たような気がしました。

 

そして、わたしたち日本人に跳ね返ってくるような、衝撃的なラスト…。強烈な印象を残し、今思い出しただけで胸が揺さぶられます。それはまったく阪本監督の狙い通り。観客に思い通りの軌跡を描かせ、自分が思い描くゴールへと導くことのできる阪本監督は、とても実力のある方なのだと思いました。それでいて、新たなジャンルへ挑戦することを厭わず、むしろ渇望してさえいる。

 

つねに進化し続ける『職人』阪本監督のお蔭で、「いつまでも心に残る映画がある」ということを初めて教えていただきました。

 

以上、『映画が持つパワー』についての感想でした。

 

 


「闇の子供たち」 

 


■監督/阪本順治 ■出演/江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽、豊原功補他 ■シネマライズほか全国映画館にて大ヒット上映中
(C)2008映画「闇の子供たち」製作委員会
 
※宮崎あおいさんの『崎』は違う字ですが、漢字変換で出ませんので、この字で代わりとさせていただきます


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