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編集部だより

春って、罪だわっ(ハート) 2009.02.16
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目の前を、何台もの車が左から右、上から下へと流れていく。
坂道の向こう側からバスが一台、ゆっくりと、平行に、上がってくる。
徐々に車体の輪郭を大きくさせながら、やがてバスはぼくの目の前を通過する。
その瞬間、ぼくは思う。
「懐かしいあの人が、いま、あのバスに乗っていたら!」
そんな気持ち、春のせいかもしれない。
だって、まだ2月だというのに、あの民家の庭には真っ白な梅の花が、ただ揺れている。

 

春は、いい。
正確には、春を予感させるこの時期特有の生ぬるい風がどうしようもなくいい。
頬を撫でる風が心地よいから、たくさん嬉しくなって、嬉しくなって、その後、どうしようもなく寂しくなる。
交差点の信号が青に変わって、ぼくは歩きだす。

 

春が新しいことを始める季節だって、誰が言ったのだろう。
何かを始めることは、何かを終えること。何かを終えることは、何かをはじめること。
切ないじゃ、ないか。
そんな表裏一体の事実を突きつけるのが、春。
汚いことも、綺麗なことも、いいことも、いやなことも、春の暖かさがプラスもマイナスも全てを包み込んで、それを風に乗せて運んでくれればいい。
けれど、ぼくのそんなエゴを包み込むほど、春は都合良くはできてはいない。

 

そんなエゴを季節にさえ突きつけるぼくが、この会社に入って1年2ヶ月。
それは「会社に入っては、辞め」を繰り返していたぼくにとってはまさに奇跡です。
人と一緒にいることは、パワーを使うこと。毎日顔を合わせていれば、適度な距離も必要。
近づけば近づくほど、そのぶん、傷つくことも、傷つけてしまうこともある。
人を傷つければ自己嫌悪に陥り、自分を疑い、疑って、疑って、あきらめて、また疑って。
ケンカして、泣いて、良さも悪さも知って、そんな工程無しに深い関係は作れないことは知っているのに、どうしても動けない瞬間があって。
それでも、その関係にまだまだ先のストーリがあることを願ってこうして対話できるのは、自分の力ではなく周りの人たちのおかげ。
ホント、いつもありがとう。

 

そんなことを思っている矢先、母からの電話。
「いま、自分が活躍できているのは、会社という大きなバックがあるからなのよ」
全てお見通しというわけかっ!!

 

…って、まるで自分のブログに書くような内容を書いてしまいましたが、それは春のせいにしていいですよね?
春って、いや~、罪だわぁ。
いやだわぁ、もう。


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