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編集部だより

Who are you? 2011.06.10
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私は東京都内の、とりたてて特色のない町に住んでいる。
自分の住む町のことは、意外と知らない。情報は知っていても、魅力は知らない。一度、観光地ではない町を取材したことがあるが、住人は「ただの住宅街」「何もない」と口を揃えていた。中からは魅力が見えにくいのかもしれない。
私は少しでも自分の町を理解しようと、差し当たり、おいしいお店を開拓することに意識を向けている。気が小さいので一見さんは緊張するが、その分良いお店に出会えたときの喜びはひとしおだ。先日もおいしい中華屋を知った。
 
その中で知ったが、我が町にはどうやら猛者が住んでいる。
名前はジャッキー(仮)、さまざまな店を食べ尽くしているようで、インターネット上の都内のグルメブログにかなり頻繁に出没する。我が町の情報交換の場であるインターネット掲示板に彼がいたことから、この町の住人であることが発覚した。
フレンチ、イタリアン、中華、定食屋、焼鳥屋、居酒屋までジャッキーの行動範囲は広く、しかも情報更新ペースが異常に速い。先日発見した中華屋も、すでに彼の手中にあった。彼のグルメブログの書き込みには、食べ物への愛と、敬意と、そして食べ歩く自分にプライドを持っているように感じられる。
 
ジャッキーはやや小太りで、年の頃は40代前半、仕事はクリエイター(その業界ではわりと名が知れている)、服装はカジュアルなものが多く、性格はややせっかち。同じく働く妻を持ち、子はなし。結婚は遅かった。妻とは互いの自由を尊重し合い、それぞれの世界を楽しんでいる…と彼は思っているが、妻はそんな関係に、実は少し寂しさを覚えている。本当は子どもも欲しい。しかし彼に言い出せない。彼はそんな妻の葛藤にはまるで気付かず…。
 
ジャッキーのイメージは膨らむばかりだ。いったいどんな人物だろう。このままだとどんどん実像からかけ離れていく。おいしいお店の開拓という目的に、ジャッキーを見つける、ということも付け加えておきたい。おいしいもののあるところ、そこにジャッキーはいる。いつの日か会えるだろうか…。どうやってジャッキーだと判断しようか…。実は知り合いだったらどうしようか…。


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