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編集部だより

晩秋の丹沢を歩く 2011.11.07
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山だよりのコーナーも何度目かを迎えると、書くことがなくなる。とはいえ、山に行けば必ず新しい発見や驚きがあるもので、今回もきっと…と思いつつ。

 

某月某日、丹沢へと向かう。東京に暮らす方は近い場所に思うかもしれないが、田舎に暮らす私には遠い。朝3時半に起床し電車を乗り継ぎ、バスに乗り、登山口に到着したのは午前8時。トイレや準備運動を済ませ、登山計画書を提出。さぁ、歩き出そうかという頃にはすでに5時間が経過していた。
「もう疲れた」
普段ならもうお昼ご飯を食べてもいいくらいの時間経過だから当然かもしれない。疲れたのだ。
 
気を取り直して登山道を歩く。今回は通称“バカ尾根”というルートは通らない。うんざりするような急登が続くことからそのような不名誉な名前がついたらしいが、そんな道を通らなくてもたいへんなのは変わらない。何しろ標高差だけをみれば、富士山登山(ルートによって違いますが)に近いものがある。
 
山は紅葉には少しだけ遅かったが、さすがに人気の山だけあって、鍋割や塔ノ岳はたいへんな混雑。有名な鍋焼きうどんを食べ、さらに丹沢の奥へと進んだ。ちなみに鍋焼きうどんはたいへん美味しい。値段は山の上だというのに、平地とかわらないくらいだと思う。野菜の天麩羅、卵など具がたくさん! 山でこれだけの材料を揃えるのはたいへんな苦労だろう。
 
丹沢は広い山塊で、ルートがたくさんある。五時間もかけてくる私は日帰りするのが忍びない。そこで小屋泊する。丹沢山の、みやま山荘にお世話になる。お世辞ではなく、とても良心的な山荘だった。場合によっては宿泊者1人にふとんが1組ないこともあるらしいが、今回は余裕があった。

翌朝はやくから歩き始め、蛭ケ岳往復、そこから宮が瀬まで11km。

実に長い歩きとなった。それほどシビアな危険個所はないのだが、宮が瀬はヒルの生息地として名高い。季節的には大丈夫なのだが、油断してはいけない。ヒルに血を吸われるのは避けたい。しかしまぁ、登山道のどこにはそのような注意書きは出ていないし、まず安心だろう。と、思って歩き続け、疲労の中ゴール。そこで見たのが、「ヒル注意」「熊の目撃情報」。ご丁寧にヒルの忌避剤まで備えてある。これにはちょっと苦笑してしまった。この登山口から入る人しかいないわけではないのだが…。
 
それにしても、ここから見る富士山はとても素晴らしい。いつぞや、富士五湖まで足を運んだ時よりも、何だか大きく見える。対象物があるからだろう。何でもそうだが、近過ぎることで見えなくなるものがある。今回丹沢を歩いて思ったのはそれだった。きつねが教えてくれたのも、確か 肝心なことは目には見えない ということではなかったか。


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