アクティブなシニアライフを応援する情報サイト

素敵に年を重ねる’あなた’のための応援サイト
Home

文字サイズ変更

  • 標準
  • 大

はいからCHANNEL インターネットTV
はいから大人の部活
遺言アプリ100年ノート


メディアのご紹介

  • 季刊誌はいから
  • 新聞はいからエスト

編集部だより

冬山の楽しみとは 2012.03.09
Share

山をはじめてどれくらいになるか? もう登る山がなくなりつつある。
というのも、私ほどの山男になると、登るにも条件が厳しいのである。
まず、花粉がないこと。暑すぎないこと。寒すぎないこと。
人が適度にいること。危険生物との遭遇を極力避けること。チップ制のトイレはあって欲しい。風呂もできれば入りたい。急登過ぎるのもどうだか…。
でも景色はよくなければいけないし、お弁当を食べるもの大切だ。おじさんばかりでは華がない。

というわけで、これまで冬山だけは避けてきた。冗談ではなく、リスクを背負うだけの

技量も度量もないからだ。しかし、登るべき山を見失いつつあると、大きく勘違いしつつある現状を打破しなくては。

よし、ここらで山男は卒業しよう。
そして選んだのが雪男だ。未踏の世界、冬山へレッツゴー的なノリで。


選んだのは八ヶ岳。一度行ったことがある上、いろいろ調べても雪男入門であるらしい気配。もちろん、各種危険があるので、少しでも安全な方を選ぶこととした。
ルートは、白駒池~小屋泊~縞枯山~ロープウエイ~下山 白駒池までのルートは面倒なので省きます。

本格的な冬山は、妙高高原でアルバイト以外にない。しかしそこで培ったものはデカイ。お金を稼ぐことの大変さ、雪国生活の大変さと素晴らしさを、教えていただいた。

今でもこれからも忘れることはない。
この貴重な経験があるから、大丈夫だろうと高をくくっていた。

初日は天気もよく、思っていたよりも楽に小屋まで着いてしまった。
これではまだ雪男にはほど遠いが、まぁ仕方ないと思って、小屋で美味しいご飯をいただいた。

しかし、翌朝。窓から見る景色は一変。というか、ほとんど視界がない。
「わ~雪だ!」などと喜んでいる場合か!ゴーっという音がするし。
歩き始めてすぐ、これが雪ではないことが分かった。かき氷である。
顔にあたるとパチパチと弾けるようだ。痛い。寒い。つらい。思ってんのと違う。
これでは雪男になる前に、行き倒れの男になりかねない。
不安がよぎったので、エスケープルートを行くことにした。しかし、これは間違いだった。

間違いというのは、山の場合、定義が難しいのだが、この場合、メジャールートでなかったことでトレースがないということだった。当然この激しい雪の中で道を見失うことに。
不安がよぎったので、元に戻った。そして、縞枯山からのロープウエイへ向かうと言った人の後を追うことに。もちろん、彼を心配してのことである。

途中何度も腰まで雪にはまりながら、なんとか無事にロープウエイまでたどり着いた。
途中の小屋で私たちのことを心配してくれた、先に行った方に出会ったので挨拶をすませ、生還した。

 

しかし、冬の山は静かで本当に美しく。夏のように風呂もいらないし、実に魅力的だ。厳しいし、やはりリスクも多いが、これから雪男になるべく邁進してみようとも思う。

冬山の楽しみ、まだまだ奥深い。


Back PageTop

  • 会社案内
  • プライバシーポリシー
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 広告掲載のご案内