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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム11月号 2018.11.22
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はいから薬膳 201811月号

 

■低体温は万病の元  

ビワの花ローズマリー

画像:秋の花(ビワ・ローズマリー)

烏瓜ヤマゴボウ

画像:木の美(カラスウリ・洋種ヤマゴボウ)

近年の日本人の平均体温は36.2℃。1950年代は36.89℃でしたから、この50年間で0.7度も下がっていることになります。

体温が1度下がると免疫力は約30%低下するともいわれるように、近年になって高血圧や糖尿病などの生活習慣病、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーが増えたことにも、低体温は大きく関係していると思われます。

ではなぜ、体温が高いと免疫力が高まるのか?それは「血流が良くなる」ことと「酵素が活性化する」からです。

血液の流れが良いということは、免疫の要である白血球がいち早く体内の異状に対処できるということ。また、血液が運んでいる酸素や栄養素が体内の隅々(すみずみ)にまで行き渡ることで、細胞の修復も素早くスムーズに行われます。

酵素は、体内で栄養が分解・吸収・排泄されるときなどに必要な「触媒(しょくばい)」で、エネルギーを作り出したり、細胞を修復したりと新陳代謝にも必要不可欠な存在。

 体温が高いと、この2つがうまくはたらくというわけです。

 

 ■「首」と名のつく箇所を温める首を温めてやわらかくすると、免疫力がアップする

昔から「全身を温めるには、首と名のつく箇所を温めるといい」といわれます。

実際に、手首や足首そして首そのものを温めると、からだ全体がポカポカしてきたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

特に首を温めることは、頭とからだをつないでいる神経や血管の要所を温めることでもあるので、免疫力や自律神経のバランス調整機能がグンッとアップします。

 

首には「副交感神経センター」という重要なポイントがある。人間の副交感神経の働きをつかさどる大切な場所が、脳にきわめて近い首の上の部分にあったのです。

首こりによって副交感神経の働きが阻害されるというのは、 実は首の上部にある副交感神経センターの働きが首の筋肉の異常、すなわち首のこりによってその働きを阻害されることだったのです。

 

副交感神経は、心身をリラックスさせる自律神経。

職場での人間関係や、人工的なものに囲まれた自然から遠い生活環境。 街中に溢(あふ)れる電磁波などから慢性的なストレスにさらされている現代人にとって、副交感神経がしっかりはたらいていることは健康を保つためにとても大切なことなのです。

首が温まると、からだ全体が温まって体温が上がります。

首がやわらかくなると、副交感神経のはたらきが良くなります。

つまり、首を温めてやわらかくすることは免疫力を高め自律神経のバランスを調えるためにとても効果的な健康法なのです。

参考文献:『1日5分 副交感神経アップで健康になれる!』松井孝嘉著

11月のはいから薬膳 

霜月と呼ばれる11月は7日の立冬を境に、急速に朝晩の気温の変化が大きくなり生活も冬の準備が急がれる頃となります。

人体の免疫力は気温や体温の低下に従って維持することが難しくなります。

秋から冬の旬の食材、免疫力抜群のキノコを毎日の食卓に!

今月は、ホカホカのキノコ鍋をご紹介しましょう。特に今月のメインの霊芝にご注目ください。

  • 霊芝

食材名(生薬名

四気/五味

帰経

効      能

 霊芝

甘、平 

心、肺、肝、腎 

補気、補血、養心安神、健胃和胃、止咳平喘

古来より冬虫夏草とともに貴重な霊薬として知られ、食べたり酒に浸して飲むと不老不死のような霊験が得られると言い伝えられていた。「神農本草経」の上品に記載され「久しく食すれば身を軽くし、老いず天寿を延べ、神仙となるとされています。

また、明代に李時珍が著した「本草綱目」には日常の食べ物と同じと定義されています。滋養強壮薬として気血を補い、精神を安定させ咳と喘息を止める効能があるほか、神経衰弱・不眠症・消化不良・慢性気管支炎などに良く使われます。

近年、ではガン細胞のアポトーシス誘導・増殖の抑制・免疫賦活・抗がん剤や放射線治療の副作用の軽減再発防止など・他に高脂血症・狭心症・不整脈・肝炎・糖尿病、花粉症、アトピーなどのアレルギ症状の軽減に作用することで注目されています。

●薬膳きのこ鍋

きのこ鍋 

《材  料》6人分

A  霊芝(漢方生薬)8g

   出し昆布 10cm 2枚   水 6C

B  木綿豆腐1丁(布巾に包み水切りし短冊きり)

舞茸 60g(1/2パック) エリンギ 60g   エノキ茸 80g  シメジ 60g

      生椎茸 6個   春菊 60g

C  緑豆はるさめ 25g(熱湯に15分浸し、食べよく切る)

D  調味料:醤油1/4C、枸杞みりん大さじ3、酒大さじ1、塩小さじ1/3

《作り方》

①土鍋にAを入れ30分程浸水させた後、中火~加熱しBの材料を鍋底に順に重ねて沸騰させます。

②①にC、Dを加えて更に5分程沸騰を続け、味を確認して仕上げます。

●ベジの薬膳鍋ですが、豆腐や海鮮の食材など好みのものを加えてもよろしいでしょう。

味付けは薄めですがきのこのお出しがでておいしくいただけます。

残ったスープを利用して、麺やご飯を加えてもおいしいシメとなります。

是非、温かい鍋物を囲んでホカホカのひと時をお過ごしください!

メモ:2017年、韓国の山清(韓国の本草書の著者:ホジュンの博物館がある)を訪れた折に、地元の天然の霊芝を入手しました。写真の鍋の中央にあるものがその霊芝です)

2018年11月 加藤 ゐくこFamily62 コピー及び転載を禁止いたします


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