アクティブなシニアライフを応援する情報サイト

素敵に年を重ねる’あなた’のための応援サイト
Home

文字サイズ変更

  • 標準
  • 大

はいからCHANNEL インターネットTV
はいから大人の部活
遺言アプリ100年ノート


メディアのご紹介

  • 季刊誌はいから
  • 新聞はいからエスト

好評連載コラム

加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム1月号 2020.01.15
Share

はいから薬膳 2020年1月

 

初春のお慶びを申し上げます。

本年も、昨年同様に、何卒、よろしくお願い申し上げます。 

              2020年元旦  加藤ゐくこ

1月1月薬膳

1月薬膳②1月薬膳③

 

東洋医学、漢方、マクロビオテイック、玄米菜食、中医学、ヴィーガンなど食養を表す言葉や実際の食卓風景も様々な形が見えてきます。

思えば、30代初めに玄米菜食に出会い、その後、桜沢里真先生に師事、さらに昭和60年代の薬膳ブームに乗ってまだ珍しい分野の薬膳講座を受講、さらに2007年浙江省訪問が縁となり、中国の医師から本格的な中医学、薬膳を学びました。

マクロビオテイックの三大ポイント:身土不二、一物全体、陰陽調和は食養生の実践で必須の条件です。

中医学を学び始めて人体の代謝の要点は「気、血、水」の間断ない流が重要であり、日ごろ何気なく言葉にする「五味の調和」や人の感情の流れに内臓と直結する「七情」の乱れが五臓六腑に大きな影響をもたらすことも学びました。

その中で、「病は気から」とよく言われますが、北海道大学の村上正晃教授(免疫学)らのチームがマウスを使った実験で、ストレスが胃腸の病気や突然死を引き起こすメカニズムの解明に成功した。

 

【同じストレスを受けても病気になる人ならない人の違い】

北海道大学の発表資料によると、研究チームは、慢性的なストレスか特定の神経回路を活性化させて症状を悪化させるという仮説を立て、その影響や分子構造について調べた。マウスを睡眠不足にさせたり、床敷を濡らしたりするなどの慢性的なストレスを与えた。そのうえでマウスを、特定の免疫細胞を血管に入れたグループと、ストレスを与えるだけのグループの2つに分けた。すると、免疫細胞を血管に入れたマウスの約7割が1週間ほどで突然死した。一方、ストレスを与えただけのマウスは死ななかった。

突然死したマウスを調べると、脳内の血管に微細な炎症があることを発見した。炎症はこの免疫細胞によって引き起こされ、通常はない神経回路ができて胃腸や心臓に機能不全をもたらしたことがわかった。これは、同程度のストレスを受けても、特定の免疫細胞を持つ方が、ストレスを重く受け止め、脳内に炎症ができる可能性を示しているという。つまり、これが「病は気から」ということになる。

村上教授は発表資料の中で「同じストレスを受けても、この特定の免疫細胞の量や脳内の炎症の有無によって、病気になるかどうかが分かれると考えられます。脳の微小な炎症をどうしたら抑制できるかが、ストレスが引き起こす病気の根本的治療につながります」とコメントしている。

 

ここで、気が付いたのは、病は「炎症」である…という理論に、はたと、動かされたのです。

食養上では「炎症」を引き起こす食材や調理法、さらに食事法などは言うまでもない観念で周知されています。

念頭にあたり、五臓六腑の滞りない代謝、気血水の絶え間ない流れを意識しながら、おいしい養生食を目指していきたいと念じています。

 

四喜火鍋/スーシーホーコー

1月薬膳④

「四喜火鍋」喜びのお鍋を作ります。中国ではお正月などのお祝いの席で、家族みんなでこの鍋を囲みます。

土鍋に、白菜やキノコ類、春雨、キクラゲ等を敷き、餃子、豆腐餃子、肉ボール(ベジタリアンは蓮根ボール)、そして煮崩れしないお餅(うるち米の韓国のトックなど)を加えて家族で熱々を頂き新年を祝います。

 

1.餃子

《材  料》5人前分 

A 大豆ミート(ミンチ状) 150g  生姜(すりおろし) 小さじ1   細ねぎ(みじん切り)大さじ1

醤油 大さじ1/こしょう  少々   薬膳出しの素  少々

ぎょうざの皮10枚

《作り方》

餃子の皮でAを包み、鍋に入れる

 

2.豆腐餃子 6個分

《材料》厚揚げ(3㎝角に切る)6個、餃子の種Aを約80g、片栗粉 適量

《作り方》厚揚げの周囲に片栗粉をまぶしつけ、餃子の種Aを詰める。鍋に入れる

 

3.肉ボールを作る(ベジでは蓮根ボールで)

《材料》蓮根

《作り方》蓮根をすりおろして小麦粉を加えて丸め、油で素揚げする。

 

4.年糕/ねんかう

「年糕/ねんかう」は年々高くなるという意味があり、サラリーマンなら昇進、学生なら成績が上がるなど、これも縁起の良い食べ物として中国の鍋料理には使われます。

「年糕」は日本のお餅とは違い、どちらかというと韓国のトックに近く、煮崩れしないのでスープの中や炒め物に使われます。 

 

5.鍋を煮る:鍋のスープは薬膳だしと昆布椎茸のだし

土鍋の底に、手でちぎった「白菜」を敷きます。

「白菜」は、中国語では〝たくさんの財産〟という言葉と同じ発音ですので、たくさんの富を得るという意味で、ここに「豆腐餃子」と「しいたけ」「しめじ」「えのき」「きくらげ」「餃子」を並べ、さらに、「蓮根ボール」を入れます。

鍋のスープが沸騰してきましたら「塩」を入れて味を調整します。具材から旨味が出ますので「塩」のみで結構です。

ここに「春菊」「年糕」を入れれば、中国のおめでたい鍋〈四喜火鍋/スーシーホーコー〉の出来上がりです。

 

20201月 加藤ゐくこ family62 無断コピー、転載を禁止いたします。

 


Back PageTop

  • 会社案内
  • プライバシーポリシー
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 広告掲載のご案内