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加藤ゐくこ先生の薬膳料理

加藤先生の薬膳コラム2月号 2020.02.21
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はいから薬膳 2020年2月

 

■2月は梅の香とともに、春の足音が聞こえてくるうれしい季節です。 

蠟梅、紅梅、椿、冬眠から覚めた生き物、池の鯉なども活動を開始し始めました

薬膳_2月_1薬膳_2月_2

薬膳_2月_3薬膳_2月_4

 

春風に乗って花粉の飛来が苦しい時期でもありますので、中医学的な解説となりますが、春の養生法をひも解いてみますので、どうぞ、参考になさってくださいませ。

 

 

春の特徴

 

1.春は「発陳:はっちん」、陰消陽長、陽気が生まれる。

 

「発」は発育・出発・開く〜「陳」は古い・時間が経っている〜の意。

 

古い物から新しい物・生命が生まれる状態をいう。

 

春、自然界では天地の生気が動き始める。冬の間、寒さにちぢこまっていた万物が陽の気(暖めるエネルギー)に呼応して活動的になり(冬眠からの目覚め、芽吹きなど)、人体内でも陽気が多くなって新陳代謝が活発になり、冬に貯えたものをいよいよ使い始める時期となる。

 

 

 

2.「三寒四温」、木の芽時、気温や気圧の変化が激しい。陰から陽へ・静から動へ。

 

 

3.「春は風(ふう)」の季節。風により体表からの病邪の侵入に注意。

 

 

 

春の過ごし方

 

1.「踏春:とうしゅん」〜心もからだもゆったりと春の体に変えていく。

 

春の養生法をあらわす中国の言葉で、うららかな陽の光をいっぱい浴びながらのんびりと外を歩こう〜の意。

 

春の臓「肝」はストレスに弱いので、少し早起きして、いつもより意識的にゆったりのびのびと過ごしたい。自然の変化に合わせて体を動かすこと(散歩・軽く汗をかく程度の運動)は、冬眠していた体にエンジンをかけて目覚めさせ、体内の気のめぐりをよくする。

 

「疏肝:そかん」、陽気を高める。

 

「養陽:ようよう」、こもった熱を発散させる「清熱」などの効果がある。だらける・怒る・頑張りすぎる・・・などは禁物。

 

 

 

2.「防風:ぼうふう」〜こまめな温度調整が体調を守るポイント。

 

冬の緊張がふっとゆるみ、体表面もゆるんだような状態になる時、衛気(気の防御作用・免疫力・抵抗力)のバリア機能も低下して風邪に侵入されやすくなっている。

 

寒暖の変化が大きい時期なので、まだまだ用心して保温(とくに下半身と背部を守って補腎)に努め、「風」の影響を極力抑えることが春の体調管理のコツ。

 

 

 

3.「少酸多甘、補助脾気」〜酸を省いて甘を増やし、以って脾気を養う。

 

春は酸味の食品を使って肝の機能を助ける食養が基本だが、この時期は肝気が旺盛になりやすく「木剋土:もっこくど」で脾胃の消化吸収活動を損ねやすい。酸(引き締める)の食品は少なめにし、甘(ゆるめる)の食品を積極的に摂って、後天の本・脾胃の働きを助ける必要がある。

 

 

 

4.「苦味(くみ)」〜始動開始のスイッチの役割。

 

春の山菜など苦味のものは、解熱・消炎・解毒・健胃・便通などのはたらきがあり、新陳代謝が低下する冬の間に体に溜まった余分なものを排泄することができる。

 

 

 

以上、中国で今から2700年ほど前に編纂された黄帝内経「素問」より四氣調神大論の中から、四季折々の養生法を解説いたしました。

 

2月の薬膳

花粉症や春先の倦怠感、イライラなどに豊富な栄養成分を含んだ「牡蠣の佃煮」はいかがでしょうか?

毎日5~6粒ほどを召し上がると抵抗力がついて春先の不快な症状の回避できるかもしれません。

 

どうぞ、お試しくださいませ。

 

 

牡蠣の佃煮

 薬膳_2月_5

《材料》

ロ牡蠣・・・・・2キロ

料理酒・蔵の素・・・・・1C

薄口醤油・・・・・1C

一味粉・・・・・小1

《作り方》

材料すべてを鍋に入れ、中火で煮ます。初めは牡蠣から大量の水分が出てきますので、鍋の蓋をずらして水分を蒸発させます

中火から小火にして煮汁が9割ほどなくなるまで煮て仕上げます。

 

☆   水分は一滴も加えずに、酒と醤油だけで煮あげると、日持ちが断然よくなります。

☆   毎日3粒程度、食べると肝臓が丈夫になります。多めに作れば、牡蠣がシーズンオフのときでも食べられます。貧血の改善、味覚のセンサー、ホルモンの調整などをつかさどる微量栄養素の亜鉛が豊富。

 

2020年2月 加藤ゐくこ family62 無断コピー、転載を禁止いたします。

 


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