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- 東京タワー:その2 2011.05.12
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東京タワーができるまで「今昔物語」昭和32年、一般家庭にテレビが普及するに伴い広大なエリアへ電波を発信するための電波塔(東京タワー)の建設が開始。全国から選りすぐりの鳶職人が集結し、わずか1年6ヶ月でパリのエッフェル塔より高い333mの巨大鉄塔を完成させた。
①建設前の敷地
建設前の敷地。周囲にはまだビルや建物などはなく、民家が多かった。
上部分に増上寺、左には金地院。
②命を賭けた職人
工事に携わったのは、鳶、鍛冶工、塗装工など延べ21万9335名。
左写真は塔脚に作業用足場を設置する鳶職人。当時は命綱をつけずに
作業する職人が多く、わずか30センチの鉄骨の足場で作業を続けていた。
③昭和33年2月
タワーの土台となる下部塔脚が完成。まん中には塔の4本の脚を正しい角度に保つためのジンポール(支柱)が立ち上がっている。
④昭和33年10月
工事の終盤。世界で初めての難工事と言われたアンテナの吊り上げ設置作業。アンテナ部材(最大14トン)を塔頂へと上げた。
⑤昭和33年12月
昭和33年12月23日の開業セレモニー。オープン初日から、多くの人が展望台から東京の景色を眺めようと殺到した。
★東京タワー
港区芝公園4-2-8(TEL03-3433-5111)
営業/9時〜22時(最終入場時間/大展望台21時45分、特別展望台21時30分)
●値段/大展望台まで820円、特別展望台まで別途600円
●アクセス/地下鉄赤羽橋駅赤羽橋口から徒歩5分他
●開業/昭和33年12月23日
●高さ/333m ●重さ/4000t