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TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座

【第20回】瞬時にできる心身リセット法 2015.07.13
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【TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座】一覧はこちら

 長かった冬も終わりが近づき、桜の季節まであと少し。この季節は寒暖の差が激しく、体調を崩しがちです。とくに気を付けたいのがうつ病。暖かくなるとリンパ球が増加して風邪などの感染症は減りますが、メンタルの病気が増えます。季節の変わり目を乗り切るためにも、ふだんから自律神経のバランスを整える生活習慣を心がけていきましょう。

 さて、読者の中には、春から新しく習い事などを始めようと考えている人もいると思います。しかし、慣れない環境に身を置けば忙しくなり、ふとした拍子にため息が出てしまうことがあります。昔から「ため息をつくと幸せが逃げていく」と言われていますが、医師からみるとこの言葉は疑問です。ため息をつく前は、たいてい悩み事やトラブルを抱えています。思い詰めていると、どうしても呼吸は浅くなります。当然、息苦しくなり、その反動で自然と出るのがため息です。いわば、ため息は「呼吸を整えるリカバリーショット」のようなものです。

 ため息もそうですが、呼吸は自律神経を整えるために欠かせません。呼吸法を少し変えるだけで、自律神経に与える影響は大きく異なってきます。たとえば息を吐く時間が長いほど効果的に副交感神経が優位になり、短くすれば交感神経が優位になります。「緊張したときは深呼吸しなさい」と言われるのは、副交感神経を優位に切り替えることで末梢の血流が増加し、血流が良くなります。その結果、筋肉が弛緩して体がリラックスするからです。ちなみに、呼吸を重視するヨガや太極拳は、ゆっくりと息を吐いて副交感神経の働きを優位にするため、全身の血流を良くするのに役立ちます。

 新しいことにチャレンジして失敗したり、焦ってイライラしそうなときは「1:2(ワンツー)呼吸」という腹式呼吸を試してください。以前も紹介しましたが、4秒かけて鼻から吸い、そして倍の8秒をかけて口からゆっくり息を吐くことで、副交感神経を刺激して心身を良い状態にリセットできます。呼吸には瞬時に体の状態を変える力があるのです。

 

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■小林弘幸(こばやし・ひろゆき)

順天堂大学医学部病院管理学・総合診療科教授。日本体育協会公認スポーツドクター。87年、順天堂大学卒。92年、順天堂大学院医学研究科(小児外科)博士課程を修了。自律神経バランスの重要性に着目し、便秘外来を開設。主な著書『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版刊)、『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(アスコム刊)など。


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