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森公美子/私だけにできる事がある。人とつながることで、世界は今よりもっと広くなる!! 2010.06.24
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女優から歌手、バラエティまで、確かな実力と才能を見せる森公美子さん。時に女芸人と言われることも、それも含めて全部が私と笑い飛ばします。そんな、周囲を幸せな気持ちにしてくれる森さんが、いまだ謎のベールに包まれる舞台『X day』に出演されます。
 
熟年生活は介護も含めて変化の時。だからエキサイティング!!


 
 メゾソプラノ歌手であり女優。料理もトークも上手で、テレビのバラエティ番組にも引っ張りだこの森公美子さん。大きな瞳を輝かせながら見せる笑顔はゴージャスなひまわりのよう。そこに全く嫌味な所がないから凄い。お茶の間で人気なのも納得です。何事にも前向きで明るい森さん。それは最愛の夫の交通事故から始まった介護への向き合い方にもみられます。
 
 「私も熟年になりましたが、この年齢になると親の介護など、これまでの生活には無かったことも始まります。介護って、どうしても一人で背負いがちになりますが、でも、そういう変化が起こる年齢になったんだって思えば、熟年生活ってとってもエキサイティングなものよ!」
 
 変化はつまり、新しい可能性。森さんは夫の介護をしながら、フランス語教室に通い、来年には社会人大学生になるのだと実に楽しそう。一時期は介護に悩み、なぜ私が?  と嘆いたこともあるそうです。悩み抜いた末に公的機関に相談し、多くのことを教えられたと言います。
 
 「知らないうちに介護だけの世界にいたのね。すると、彼の元気だった頃を知っているから尚更、きついことも言って喧嘩も増えて…。このままじゃいけないと感じて助けを求めたんです。そこで公的な援助も含めいろんなことを教えてもらいました。『自分にできなくても、できる人がいる』それなら思いきって任せよう。彼のできないことを考えるのはやめようって。彼にはできることがたくさんあるし、私にできなくても誰かが代りにやってくれる。それなら私は、夫や助けてくださる皆さんからいただいた時間に、森公美子にしかできないことを精一杯やらなくちゃ! って思うようになったんです。彼との適当な距離が生まれてからは、人間同士として最上の付き合いができるようになったと感じています。車椅子の彼が『自分で行くよ』って言うと、私は『良かった〜手が疲れてたの』って笑いあえるくらいにね。
 
 簡単に介護の辛さを分かるなんてとても言えませんが、でも、自分だけで解決しようという気持ちが少なくなってから随分楽になりました。人間って誰も一人で生きてるわけじゃないって改めて感じています。頼ることに抵抗感はありましたけど、今はそれが、皆と関わって生きることだと分かります。それってとても素敵なことだと思いません?  人の人生に関わることが自分を成長させてくれる。それがその人のためになったという実感を持てたら…きっと幸せよ」
 
絶対に私を変える! 森公美子が挑戦する舞台『X day』


 
 私だけにできることがある。森さんはその言葉を信じ、これまで以上にさまざまな事に挑戦しています。岸谷五朗さんと寺脇康文さんが立ち上げた演劇ユニット・地球ゴージャスの舞台『X day』への参加を決めたのもその一つ。
 
 「岸谷さんと寺脇さんが、もの凄いバイタリティで作り上げている舞台です。今回そこに挑戦するというのは、私にとって、絶対に自分を変えてみせる! という決意でもあるんです。この思いを忘れないために、舞台からあふれるエネルギーを自分に刻み込むつもりです。結局、私を変えられるのは私しかいないんです。人が自分を変えてくれたと感じるのも、変わりたいと願う自分が根底にいるからです。介護でも、私たちに誰かが手を差し伸べてくれたのは、まずこちらが変わったから。
 
 ストーリーは、劇場に来てのお楽しみとしか言えないのが残念ですが、登場人物の人生がそれぞれとの関わりの中でじわじわと紡がれて、最後には優しく灯る明かりのもとにたどり着く感じです。台本を読んでいて、つうと涙がこぼれて。始めの方は馬鹿馬鹿しいほど面白くて、突っ込みまくりなのに(笑)。劇中では全員が、一人で何役もやります。総勢で130人くらいかな。人間以外にも道具だったり音だったりで存在しています(笑)。今まであった芝居の枠を壊してくれる舞台です」
 
皆さんの心をゴージャスにするエンターテインメントが開幕
 
 回を重ねる度にパワーアップする地球ゴージャス。今回は一体何が起こるのか? X day が意味するものは…。すべてはまだ謎のまま。何もかも桁外れの舞台に、演じる森さんはどのように自身が築き上げた枠を取り払うのか、という問に—
 
 「多分、そういう枠って勝手に自分で思い込んで作っているだけだと思うんです。長い間に染み付いた芝居や歌い方の癖なんかはありますよ。でも私は今まで『これが森公美子』だというスタイルを決めたことはないんです。特にこの『X day』では、台本を読んでみて、自分の可能性がどんどん広がっていくことを強く感じました。ですから私自身この舞台が本当に楽しみ、まさに私の『X day』が来たようです。
 
 今回は、私がこの50年で培ってきたAからWまでの全てをXで出します。凄く楽しんでいただけると思います。エンターテインメントそのもの! それで、私もその空間で負けない何かを手に入れなくちゃと思って、祭囃子の笛の練習を始めたんです。もちろん勝手にですよ(笑)。岸谷さんから何も言われてもいないし。今の所、ただの笛の好きな人みたいになってますけど(笑)。自分の中でこの舞台のパワーを前にすると、何か挑戦せずにはいられないの!  そのくらい凄い舞台なんです。
 
 ぜひ、生の森公美子を見て、直にエネルギーを感じてください。舞台って出演者だけの空間ではなく、客席も含めた全部の空間をお客様と共有するもの。それが舞台の面白さです。勝手にお話が進むのではなく、ちゃんとお客様を楽しませるために、岸谷さんは血の滲むような思いで台本を書いています。これは実際に劇場に来ていただくしかありませんが、足を運んで来ていただいた10倍以上の、心の豊かさやもっと輝くためのエッセンスを皆さんにお渡しします。とにかく心がゴージャスになります。それだけはお約束します!!」
 
 森さんは「アルファベットではXの後にまだ続きがありますよね。この舞台は私の『X day』になると直感しましたが、同時にまだ先があることも知りました」と言います。森さんの輝きの秘密が少しだけ見えた瞬間です。誰にもきっと訪れる『Xday』をぜひ劇場でご覧ください。

 


 
地球ゴージャスプロデュース公演 VOL.11
『X day』


【作・演出】岸谷五朗

【出演】岸谷五朗、寺脇康文、中川晃教、陽月華、藤林美沙、森公美子

【東京公演】7月16日(金)〜8月8日(日)【会場】天王洲 銀河劇場

【料金】S席:10,000円 A席:8,000円(全席指定・税込)
■お問い合わせ/チケットスペース
03-3234-9999(平日10時〜12時/13時〜18時)
 

 

女優/森 公美子
もり・くみこ 宮城県出身。『修道女アンジェリカ』(82)、でオペラデビュー。東宝ミュージカル『ナイン』(83)への出演で注目され、以後、数々のミュージカルに出演。他に、エッセイや料理本出版、CD発売、テレビドラマなど、魅力的なキャラクターでさまざまな分野で活躍中。


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