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歌の世界の先に広がる風景。そこまで表現できた時、歌は人の心に届くのだと思います。 2012.06.18
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歌の世界の先に広がる風景。

そこまで表現できた時、歌は人の心に届くのだと思います。

 

歌を通して私たちに感動や希望、元気を届け続ける都はるみさん。

今なお精力的にコンサートで全国を飛び回る。そんなパワー全開の都さんに、新曲の『たんぽぽの花』や今年1月から始まった

『都はるみコンサート2012』についてうかがった。

 

■全身で歌い、思いを届ける。都はるみさんの魅せる艶歌

 悲喜こもごもの人生を、切々と時に晴れやかに。歌手・都はるみさんの歌は、演歌という枠におさまりきらない。特にコンサートでみせる動きのあるステージングはパワフルそのもの。まさに魅せる艶歌。会場は一瞬で都はるみワールドへ。観客から「元気をもらった」という声が多いのもうなずける。都さんはこうしたスタイルについてきっかけがあると話す。
 「きっかけになったのは『好きになった人』。好きな人が自分のもとを去って行く時、彼に『さよなら さよなら』って語り掛けるのですが、そんな時じっとしていられなくて、追いかけると思うんです」
 そう感じた時、都さんは遠ざかる背中に届くはずのない手を伸ばし、足は自然と前へと踏み出していた。そこから、ステージを艶やかな着物姿で所狭しと動きながら、全身で歌の世界を表現する都さんだけの世界が生まれた。溢れる思いは身体から溢れ、ステージいっぱいに広がり、やがて会場すべてを包み込む。観客を歌の持つ世界へと誘う。しかし、都さんは歌の世界だけを歌うのではない。
 「例えば、たんぽぽであれば、たんぽぽの花をイメージして歌うのではなくて、たんぽぽの向こうに青い空がある。サァ~っと吹き抜ける心地よい風があるじゃないかって。私は皆さんに、詞とメロディの世界だけではなく、その先にある風景や情景までも届けなければいけない。それで初めて聞く人の心に響くのだと思っています。歌ってそういう風に歌うんじゃないかな」

 

■恩師が残してくれた曲が

『たんぽぽの花』となって誕生!!

 歌手として数々の功績を持ち、今なお表現を追及する都さん。しかし歌っては反省する日々だと笑う。そんな日本を代表する歌手が、年齢を重ねて分かったことがあると言う。それが「譜面に戻る」ことの大切さ。
 「最近になって、レコーディングの時とコンサートで同じ歌い方ができるんだねって言われるようになって。それは私にはすごい褒め言葉です。昔は、ちょっとこの辺伸ばしてみようかなぁって(笑)。その良し悪しは別として、若い声だからできた所はあります。でも今その歌を歌う時、当時の声に戻ることはできませんよね。だとすれば、戻るべきはやはり譜面なんです。その中で今の私にしか出せない味つけをしていく。曲の世界の先に広がるものを想像する力、それが今の私の一番の宝です」
  歌い方は崩さず、詞や曲の作り手の思いが込められた譜面に忠実に歌う。それが基本だから難しいのだと話す。その思いは、5月に発売された新曲『たんぽぽの花』にも生きている。しかし都さんが尊敬してやまない恩師・市川昭介氏が残してくれた曲だけに、基本を忘れずに歌うつもりが、つい気持ちが入ってしまう。
 「『たんぽぽの花』は|はるみちゃまへ|って書かれた封筒の中にあった譜面なんです。生前に私の為に作曲された中の一つです。そこから、私が「市川先生らしいメロディだなぁ」って感じたものに、たかたかし先生に詞をつけていただいて生まれた歌なんです。あまり思いを入れ過ぎるとダメなんですけど、この歌だけは…ちょっと入っちゃいますよね」
 一瞬、都さんは哀しい表情を浮かべたが、すぐに顔をあげ、清々しい面持ちで、まるで自分に言い聞かせるように続けた。
 「でもきっと市川先生は、そんな風に思っちゃダメだよっておっしゃっるよね。ふわ~っと歌いなさいって。これまでも先生は、はるみに作った曲だけれども、皆さんに聞いていただいて、皆さんの曲になるんだよって、いつもおっしゃってましたから(笑)」

 

■リクエストコーナー、トーク…都はるみの魅力全開のコンサート

 そんな都さんの歌を存分に味わえるのは、やはりコンサート。今年1月から『都はるみコンサート2012』全国ツアーを敢行中。新曲の『たんぽぽの花』はもちろん、今回は都さん念願の企画も登場とあって、都さんも気合い十分。
 「今まで私が歌ってきた歌の中には、歌う機会が少ないけれど、とっても素晴らしいものがあるんです。そういう歌をリクエストしていただいて歌うリクエストコーナーというのを、ず~っと考えていたんです。私が選んだ曲目リストをコンサート会場にはり出して、お客様に投票していただくんです。それで私はステージで投票箱から用紙を引いて、出てきた曲を歌う。どの会場でも、本当に多くの方が投票に参加してくださるんです。ステージから「○○さん、有難うございます!」って。これが盛り上がる!」
 リクエスト用紙には、曲名だけでなく、何としてもこの曲を歌って欲しいという、熱い気持ちが綴られているものが多い。都さんもそれは嬉しい反面、全てに応えられないのが申し訳なくてと話す。
 「全部歌うとリクエストコーナーだけで数時間かかっちゃう(笑)。そんなに長くはね、お互いに体が(笑)。ただ本当に何が出てくるか分からないので、私もバンドの閻魔堂も、コンサートに向けてきっちり練習しました。ほとんど即興に近いのですが、そのノリがまた楽しいんです」
 リクエストコーナーでは『小樽運河』『惚れちゃったんだョ』『はるみのマドロスさん』など、普段なかなか生で聞けない曲がラインナップ。これは選ぶ方もさぞ迷ってしまうだろう。他にも『北の宿から』『ふたりの大阪』など、珠玉の名曲たちを都さんが歌い上げる。今から会場の熱気が伝わってくるようだ。都さんはコンサート会場では思いきり楽しんで欲しいと言う。
 「コンサートではいつも、お互いに楽しみましょうって気持ちでいます。今回はその中で楽しい企画や新曲を歌います。思いをうんと込める歌、ナチュラルな雰囲気で歌う歌など、20曲以上をお届けします。ただ、コンサートだからって「聞く」だけではなくて、この歌知ってると思ったら一緒に口ずさんで欲しいんです。代表として私が歌いますが、お客様もその中の一員としてね。少々声が大きくなっても、まぁ、いいんじゃない(笑)。一緒にコンサートを楽しみましょう!」


■インフォメーション
「都はるみコンサート2012」
7月5日(木)所沢市民文化センター MUSE
7月9日(月)中野サンプラザホール
8月6日(月)神奈川県民ホール
各会場  昼の部14:30/夜の部18:30
料金  S席6,800円 A席5,500円(全席指定・税込)

■お問合せ・お申込み
アイエス電話03-3355-3553

 

歌手/都はるみ
みやこ・はるみ 昭和39年「困るのことョ」でデビュー。同年『アンコ椿は恋の花』がミリオンセラーに。以来『涙の連絡船』『大阪しぐれ』等数多くの大ヒット曲を世に送りだす。平成22年春の紫綬褒章受章。今年5月、通算135枚目となるシングル『たんぽぽの花』を発表。


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