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暮らしの中の仏事

子供と考える年末のしきたり 2009.01.19
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 今年もいよいよ残り1ヶ月。大野屋のホームページには、「子供と学ぶ生活のしきたり」というページがあります。日頃何気ないしきたりも子供にとっては、不思議なものです。今回は、その中から年末に関するしきたりを1点ご紹介いたします。

  冬至(とうじ)にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入るのはなぜ?

  12月22日~23日ごろは、太陽が冬至線の真上に直射する時です。太陽が一番南に来て低い位置になる為、一年の中で昼の長さが最も短く夜が長くなります。

 この頃から寒さもいっそう厳しくなり、いよいよ本格的な冬のスタートになりますが、日差しはこの日をさかいに『畳の目一目ずつ』『米粒一粒ずつ』長くなっていきます。

 作物だけでなく人や動物達に暖かい太陽の復活はとてもうれしい事です。西洋のサンタクロースの訪問と同じように、日本でも冬至の日には『神聖な旅人が訪ねてくる』という言い伝えのある地方もあるようです。

 この日には皆さんの家でも『かぼちゃ』や『こんにゃく』を食べたり、夜はお風呂にゆずをたくさん浮かべて『ゆず湯』を楽しんだりしますよね。

 この時期になぜ『かぼちゃ』や『ゆず湯』なのでしょう。もともとかぼちゃは夏の野菜です。今では季節を問わず、どのような野菜でも簡単に手に入れることが出来ますが、昔は冬の寒い季節の野菜不足を補うものとして保存が利き、カロチンの豊富な『かぼちゃ』はとても貴重な栄養源だったといえます。

 『冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない』と言われるのもこのような理由があるのですね。また、『ゆず』にはビタミンCの他にリモネンという成分が含まれ、お肌もすべすべになるだけでなく新陳代謝を活発にするので、体も温まり風邪も引きにくくなるのです。

 寒い冬を元気に過ごすために、昔の人の知恵がつまった行事なのです。

 その他にも「子供と学ぶ生活のしきたり」には、「どうして年越しそばを食べるの?」「鏡もちは何のためにかざるの? 鏡開きって何?」など年末・年始に関するしきたりに関する答えが載っています。お子さんやお孫さんと一緒に素朴な疑問を解決してみてはいかがですか。

協力/メモリアルアートの大野屋

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