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暮らしの中の仏事
- 年末年始の過ごし方 2010.12.28
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慌しい年末年始、特に元旦からの1週間は、大野屋テレホンセンターへの相談が急増します。家族や親戚に容態の悪い方がおられる場合には、万一のことを考え心配なものです。
■年末年始のお葬式はどうなるの?
年末年始に亡くなった場合、正月3が日は火葬場が休みの所が多いため(東京近郊の場合)、葬儀、告別式は1月4日以降に行うことが一般的です。まずは親戚や知人友人等に連絡をと思っても、「お正月早々に死亡の連絡をするのは失礼では?」と心配をされる方もいますが、葬儀の日程が決まりましたら、親族はもとより、勤務先(休日の場合は上司)、町内会、子供の通学先(担任)と、お世話になる近所への通知、挨拶はしておいた方がよいでしょう。またお寺の壇家である場合、年末年始は大変忙しいので、心配な方がいる場合は、前もって状況を話しておきましょう。■年末に準備しておくことは?
年末年始は金融機関が休みになります。葬儀社への支払いは葬儀終了後数日経ってからになりますが、お寺へのお布施や戒名料等は遅くても葬儀の翌日までには済ませます。またその他にも病院の清算や、細かい出費もありますので、前もって準備しておいた方がよいでしょう。
■年末年始の法事はどうする?
四十九日が年末年始にあたる場合には、三十五日に繰り上げて法要、納骨をすることもありますが、いずれにしても年末の忙しい時期のことですので、ごく身近な家族だけで済ませ、年を改めて百カ日忌法要に親族を招く事もあります。
また命日が年末年始に当る場合、1周忌以降の回忌供養は11月末から12月初旬に繰り上げて行われるのが一般的です。■服喪期間中の過ごし方
喪中に年を越す場合は、門松・しめ縄・鏡餅などの正月飾りを控え、初詣や年始まわりなども控えるのが基本です。
大野屋テレホンセンターでは年中無休で年末年始も仏事に関するご相談を承っておりますので、お役立て下さい。協力/メモリアルアートの大野屋
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