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　ここのところ、チラシやインターネットで「〇〇セミナー」とか「△△説明会」といった、終活や葬祭に関する催しものの広告を目にすることが増えています。そこで今回は葬儀社が主催するこうしたイベントの「あれこれ」をお話ししたいと思います。

　まず、なぜ葬儀社がこうしたイベントを開催するかという理由です。普段、私たち一般消費者は、身の回りに不幸がない限りお葬式に関わる機会がなく、従って葬儀社に接したり葬祭場に行くことさえありません。そこで葬儀社としては、催しものを企画し、参加してもらうことで自社の葬儀式場の見学や葬儀のサービス、あるいはスタッフの対応にふれてもらい、先々のお客様になっていただくための関係づくりを主な目的としています。

　一方、消費者側としては、近年の新聞、雑誌、テレビなどのメディアの記事や報道によって、終活への関心が高まりつつあります。そこにはもちろん少子高齢化社会という背景があり、積極的に情報を集めようという意識の変化があるようです。

　それでは実際にどんな種類のイベントがあるのでしょうか？多くはお葬式、お墓、相続、資産管理、後見・死後事務、関連その他に分けられます。お葬式やお墓は最近のトレンドである「家族葬・一日葬・事前準備について」や「墓じまい・樹木葬」といったテーマで行われることが多く、相続、資産管理、後見・死後事務については、葬儀社が提携している士業事務所から司法書士や税理士を迎え、セミナー形式で行われることが多いようです。関連その他としては、写真（遺影）の撮影会や人形供養祭などの参加型イベントを開催している葬儀社が見られます。

　こういったイベントの案内は、折込チラシや葬儀社のホームページに掲載されていることが多いので、興味があればチェックしてみるとよいでしょう。費用は無料のケースが多いようですが、イベントの種類によっては有料の場合もありますので確認をお勧めします。また内容を詳しく知りたい場合は遠慮せず葬儀社の問合せ窓口に連絡してみましょう。葬儀社としてはたくさんの方に参加してもらうための催事ですから、大切なお客様として丁寧に対応してくれるはずです。

　メモリアルアートの大野屋でも１年を通じてさまざまなセミナー、相談会、イベントを開催しています。どうぞお気軽にお問合せください。

■大野屋テレホンセンター　通話無料0120-02-8888
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