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TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座

肉の食べ方と運動のコツ 2022.06.21
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 長寿の人が好んで食べる肉。たんぱく質が豊富ですが、厄介な脂肪も含んでいます。脂肪が血液中で酸化すると血液がドロドロになり、体中に酸素や栄養が運ばれなくなります。老廃物が溜まりやすく、動脈硬化のリスクが高まります。腸内環境も悪化させ、腸と関わりの深い自律神経のバランスが崩れ、さまざまな不調を招きます。
 これを避ける方法はふたつ。まずは脂質が少ない部位(牛フィレ肉、豚のもも、鶏のささみなど)を極力選ぶことです。ソーセージなどの加工肉は脂質が多いので要注意。
 もうひとつが、抗酸化成分を含む野菜や果物を摂ることです。抗酸化成分とはにんじんやほうれん草、小松菜などに多く含まれる「β―カロテン」、野菜や果物に多い「ビタミンC」,ナッツやかぼちゃに含まれる「ビタミンE」、植物に含まれる「ポリフェノール」(ブルーベリーの「アントシアニン」、たまねぎの「ルチン」など)です。これら抗酸化成分は脂肪を血液中で酸化させにくくする働きがあります。実際、ステーキは野菜の付け合わせが付きますし、タン塩やとんかつにはレモン、カルビはサンチュを巻いて食べます。これらは野菜や果物に含まれる抗酸化成分を利用した、理にかなった食べ方です。
 ダイエットに欠かせない運動ですが、50㎏の人が1時間走っても消費カロリーは220kcal程度。おにぎり1個程度に過ぎず、運動で痩せるのは効率がよくありません。よりハードな運動なら消費カロリーはアップしますが、ケガと隣り合わせなのでシニア世代には勧めません。
 健康的に痩せたい人は1日7000~8000歩のウォーキングなどの有酸素運動を行ってください。筋肉合成を助けて基礎代謝を上げ、やせやすい体質作りを目指しましょう。運動すると自律神経が整って気持ちが安定するほか、認知機能の低下を防ぐことも分かっています。たんぱく質を正しく摂り、適度に運動を続けることが、健康へ近づく方法なのです。

■自律神経研究の第一人者
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)


順天堂大学医学部病院管理学・総合診療科教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。87年、順天堂大学卒。92年、順天堂大学院医学研究科(小児外科)博士課程を修了。自律神経バランスの重要性に着目し、便秘外来を開設。著書『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版刊)は50万部を超え、『聞くだけで自律神経が整うCDブック』(アスコム刊)も好評。


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