アクティブなシニアライフを応援する情報サイト

素敵に年を重ねる’あなた’のための応援サイト
Home

文字サイズ変更

  • 標準
  • 大

はいからCHANNEL インターネットTV
はいから大人の部活
遺言アプリ100年ノート

はいからお昼の快傑TV
老後の窓口


メディアのご紹介

  • 季刊誌はいから
  • 新聞はいからエスト

好評連載コラム

TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座

腸の疲労に注意 2022.12.14
Share

【TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生の健康講座】一覧はこちら

 免疫細胞の7割が腸内に存在しているなど、腸の大切さが広く知られるようになりました。それにも関わらず、腸が不調気味の人が増えているように感じます。背景にあるのがコロナ禍に伴う環境の変化です。生活の変化を強いられたことはもちろん、コロナが一向に収束しない不安が追い打ちとなり、大きなストレスを受けています。

 ストレスと腸は、一切関係ないと思われがちです。脳と腸は神経やホルモンなどにより密接につながっています。脳が感じたストレスは腸にも伝わり、それが腸内環境の悪化を招きます。また、運動や外出する機会が減り、筋力が落ちたことも腸の不調につながっています。

 腸の疲労状態を知るには、次の項目を確認してください。ひとつでもあてはまれば、腸が疲れている可能性があります。とくにコロナ禍以前までは快便だった人はコロナの影響が大きいでしょう。

 

【腸の疲労セルフチェック】

□ 便秘気味で排便が毎日ない

□ 便が硬かったり、下痢

□ 便意を突然感じる、またはまったく感じない

□ 排便後、お腹に張りや便が残っている感じする

 

 腸を元気にするには、善玉菌を含む発酵食品を摂ったり、適度な運動を心がけ、腸内環境を整えることが重要です。免疫力が向上しますし、自律神経やメンタル面、美肌作りにもよい影響があるほか、近年の研究では寝たきりを招く高齢者の筋力低下を防ぐ可能性も報告されています。

 せっかく腸内環境を整えても、生活習慣が乱れればたやすく悪化してしまいます。

 これからの時期は何かと慌ただしくなり、食生活も乱れがちです。こんなときこそ規則正しい生活を普段より心がけ、腸内環境と健康を守りましょう。


Back PageTop

  • 会社案内
  • プライバシーポリシー
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 広告掲載のご案内