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ゴールではなくスタートを目指そう 2025.09.04
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 「人生は山あり、谷あり」
 人はつらい道のりを乗り越えながら、その先にあるゴールを目指していきます。ようやくゴールにたどり着き、ひと息ついた後に「明日から一体何をすればよいのか」などと戸惑いを覚えた経験はありませんか。
 たとえば、長年勤め上げた会社の定年退職後。仕事ひと筋で生きてきた人ほど、退職後にやることが見つからず、一気に老け込んでしまうような場合があります。それは気力と体力を使い果たし、何も残っていない状態でゴールテープを切ったのかもしれません。
 私は講演に呼ばれて「ゴールではなく、スタートを目指して生きましょう」という話をすることがあります。終わりではなく、新たな始まりを目指しながら日々を過ごした方が、人生の楽しみや希望がどんどん広がっていくからです。
 私の場合でいうと、近く迫った大学の定年退職はゴールではなく、スタートだと思っています。実は定年退職まで2年以上ある時点で、デスク周りの不用品の片づけを始めました。これは新しいスタートに向けた準備の一環に他なりません。
 とはいえ、人生は思い通りにいかないことの連続です。ときには思いもよらない壁にぶつかったり、失敗をしてしまうかもしれません。最初から人生に困難はつきものと考えるようにしましょう。そうすれば壁にあたっても立ち止まらず、歩み続けられるようになります。
 2023年の夏の甲子園。惜しくも優勝を逃した仙台育英高校の須江航監督がインタビューで語った言葉があります。
 「人生は敗者復活戦だと思っている」
 私もまさにその通りだと思います。たとえ失敗をしても、反省をして明日やり直せばよいのです。過去の失敗は誰にも変えられません。けれど同じ過ちを繰り返さなければ、その苦い経験は輝かしい未来への糧になるはずです。

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